空気階段が「キングオブコント2021」(KOC)でコント日本一に輝き、忙しさに輪をかけた生活を送っているようだ。偶然にも、優勝した5日後に初の冠番組「空気階段の空気観察」(テレビ朝日系)がスタート。一時期700万円も借金があった鈴木もぐらは、TBS系日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」に俳優として起用され、いよいよクズキャラが通用しなくなりそうだ。

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 空気階段の優勝によって、これまでKOCでささやかれてきたある法則が真実味を帯びてきた。前年に決勝3位だったコンビが、翌年優勝するというものだ。空気階段は昨年3位だった。さかのぼれば、19年大会で3位だったジャルジャルは翌20年に優勝。16年大会で3位だったかまいたちは、翌17年にキングとなった。

 「この法則に基づくと、来年の大会が予想できなくなります。今年は、2位が男性ブランコとザ・マミィで同点。必然的に3位が不在で、4位がニッポンの社長。22年大会はちょうど1年先なので、まだ読めませんが……」(制作会社のウェブライター)

 年末の風物詩として定着し、お笑いのメジャーコンテストでもっとも高い視聴率を叩き出す漫才日本一決定戦の「M-1グランプリ」にも、かつては優勝コンビより準優勝コンビの方が跳ねるというジンクスがあった。南海キャンディーズ(04年)、オードリー(08年)、スリムクラブ(10年)、かまいたち(19年)などが、その例だ。

 さらにM-1の場合は、歴代王者のコンビ名は飲食系がおよそ半数を占めた。ブラックマヨネーズ(05年)、サンドウィッチマン(07年)、笑い飯(10年)、銀シャリ(16年)、とろサーモン(17年)、霜降り明星(18年)、ミルクボーイ(19年)。都市伝説とも言えるこの法則に惑わされる芸人が増えているという。

 「KOCには、歓迎されないもう一つの法則があります。準優勝コンビが翌年は最下位に転じるというものです。現在引っ張りだこのニューヨークは、今年が最下位で昨年は準優勝でした。常連コンビのうるとらブギーズは19年、サンドウィッチマンの後輩コンビ・わらふぢなるおは18年に準優勝。いずれも翌年は、最下位に転落しています」(先のウェブライター)

 法則やジンクスや都市伝説など、藁にもすがりたい芸人は不確かなものに左右される。2か月後に迫ったM-1では、フード&ドリンク系のユニット名が増えているかもしれない!?

(伊藤由華)