11月12日にシングル「初心LOVE」でCDデビューを果たすなにわ男子。関西ジャニーズJr.出身の藤原丈一郎、高橋恭平、大西流星、西畑大吾、道枝駿佑、長尾謙杜、大橋和也の7人は、7月28日の「なにわの日」に横浜アリーナで開催したコンサートで突然デビューを発表されて感涙。結成からおよそ3年で、待望のCDデビューの夢をつかんだ。

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 ジャニーズ事務所からのメジャーデビューは、昨年1月に同時デビューしたSnow ManとSixTONES以来。デビュー前から、「第103回全国高等学校野球選手権大会」のABCテレビ・テレビ朝日系「熱闘甲子園」テーマソングと、関連番組「2021 ABC 夏の高校野球応援ソング」にオリジナルソング「夢わたし」が起用された。甲子園ソングでは、14年の関ジャニ∞の「オモイダマ」、18年の嵐の「夏疾風」に続いて3組目だが、未デビューユニットでは初だった。

 最年少は19歳の道枝と長尾。俳優として実績を積んでいる「みっちー」こと道枝は、現在放映中の連続ドラマ「消えた初恋」(テレビ朝日系)にSnow Manの目黒蓮とダブル主演。昨年は、元V6の井ノ原快彦の主演映画「461個のおべんとう」に出演し、今年12月30日には嵐の松本潤の主演映画「99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE」の公開を控える。

 とんとん拍子で作品数を重ねている道枝に反して、メンバーイチの苦労人は藤原。ジャニーズ入所は8歳で、デビューまでに17年9か月もかかった。Snow Manの深澤辰哉と阿部亮平が持っていた15年5か月の記録を抜いて、歴代最長となった。

 逆になぜ、弱冠8歳で入所できたのか。理由は野球だ。
 故・ジャニー喜多川氏は自身が大好きな野球経験者を採用する傾向が強く、藤原がオーディションを受けた年はダンス部門と野球部門に分けられたほどだ。小学2年生だった藤原は、採用試験がキャッチボール。終えると帰り際に、「ダンスもあるけど、どう?」と声をかけられて少しだけ踊ると、翌日に電話がかかってきた。以降、現場に呼ばれ、「合格」を告げられないまま今に至る。

 「野球を習っていたのは2年ほど。長くはありませんが、小学生で草野球をやっていたことがJr.入りの近道になったことは否めない。元SMAPの中居正広さんや嵐の二宮和也さんと松本潤さん、KAT-TUNの亀梨和也さんやソロの中山優馬さんほか、野球経験者はえこひいきされてきたイメージが強い」(ウェブマガジンの芸能ライター)

 藤原はオリックス・バファローズの大ファン。今年3月に「中居正広のプロ野球魂」(テレ朝系)、7月に「中居正広のプロ野球魂 〜やっぱり“オールスター”ってスゴいよねSP〜」(同)にソロで出演して、雲の上の存在だった中居と夢の共演を果たした。野球検定5級で、幼少期からグッズに費やした総額は100万円超え。年間パスポートは3年連続で購入しているほど、正真正銘の熱狂ファン。

 オリックスは今年、前年最下位からリーグ優勝した。藤原は、長い下積みを経てようやく悲願のデビュー。2021年は人生の絶頂かもしれない。

(伊藤由華)