『M-1グランプリ2021』(ABCテレビ・テレビ朝日系)の準々決勝が始まった。10日、11日になんばグランド花月(大阪)で、16日、17日にルミネtheよしもと(東京)にて開催される。出場芸人は127組。例年であれば、準決勝は25組が進出することとなる。ここからふるいに掛けられるわけだ。

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 今回は、いくつか注目の芸人を紹介したい。まずは大阪組から。さや香、アキナ、モンスターエンジンといったファイナリスト経験者はもちろん、過去、敗者復活戦で、ネタにプラスしてMCとのやりとりで話題をさらった金属バット、無名ながら中卒を武器にして世間を驚かせた侍スライスなども気になるところ。また、『キングオブコント』(TBS系)で名を挙げたロングコートダディやニッポンの社長も、過去に敗者復活戦で披露した漫才が話題になったことがあり、期待は高まる。

 続いて、81組と多い東京組。決勝常連で優勝候補に挙げられる見取り図、ニューヨークや、ファイナリストとなって知名度を挙げたトム・ブラウン、ゆにばーす、錦鯉などにも注目。劇団で結成されたダウ90000、ジェンダー漫才で注目を集めたヒコロヒーとみなみかわといったユニット勢、双子漫才師で若手芸人の兄貴的存在でもあるダイタク、同じく兄弟漫才師で圧倒的な人気を誇るミキなど、とにかく実力派の漫才師が多い。特に顕著なのが若手の台頭である。

 「芸歴8年目以下の芸人が所属する『神保町よしもと漫才劇場』の芸人がとにかく多い。ネイチャーバーガー、軟水、素敵じゃないか、ナミダバシ、令和ロマン、9番街レトロなど、ブレイク寸前のコンビばかりです。軟水のつるまるは、TikTokでバズり『女子学生が選ぶ2021年下半期トレンド予測』(ネオレア調べ)で3位にランクインしたユニット“板橋ハウス”のメンバーでもある。彼らは、劇場やSNSなどをうまく活用して、ネタやトークなどを磨いている印象が強くあります。同劇場は、若手を育てるべく2020年にオープンしたばかりですが、すでに結果が出始めている。今年あたり、神保町の劇場から、1、2組ファイナリストに選出されてもおかしくありません」(芸能ライター)

 昨年は、敗者復活まで勝ち上がっていた祇園が、コロナ感染で欠場したケースがある。出場芸人の体調面も心配だ。今年も、マユリカやロングコートダディがコロナ感染しており、大阪組にも関わらず、ルミネで準々決勝に挑む可能性が高い。

 「今年、コロナで欠場した芸人の中でも惜しむ声があったのがコウテイです。コウテイは2人ともに感染。3回戦は欠場せざるを得ませんでした。そのため、ファンが『M-1』の公式Twitterに再審査してほしいなどとコメント。本人たちは切り替えているため、ファンの行動に嫌悪感を覚える人も多くいたようですね」(同上)

 決勝は12月19日に放送予定。今年の王者はどの芸人になるのだろうか?