1月20日に嵐・松本潤の主演ドラマ「となりのチカラ」(テレビ朝日系)がスタートする。“稀代の脚本家”遊川和彦氏による社会派ホームコメディで、松本は2児の父で同じマンションに住む住人たちを救う中腰のヒーローを演じる。

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 昨年末に放映されたSPドラマ、映画の「99.9」シリーズに続いて、今年はテレ朝系列で初の単独主演。来年は、NHK大河ドラマ「どうする家康」(NHK総合ほか)で初の主役を控え、主演俳優として絶好調。ミスター・ストイックの面目躍如だ。

 しかし、まだ脇役だったジャニーズJr.時代、仕事は遊びの延長戦。プロ意識に欠けていたため、NGを連発させて、並み居る先輩をピリつかせたことがあるという。テレビ誌の取材ライターが振り返る。

 「98年10月期に放映された『必要のない人』(NHK総合)で、脚本は内館牧子さん。マツジュンはまだ15歳で、ジャニーズ事務所の大先輩で元男闘呼組の岡本健一さんとの初共演作でもありました。経験が浅く、緊張もあって、セリフが思うように出て来なくなり、重ねたテイクは20ほどだったとか」

 そのシーンで一緒だったのは、東山紀之ことヒガシと「友だち以上、恋人未満」のカンケイだった森光子さん(故人)を始め、加賀まりこ、高橋恵子、風間杜夫、中条きよしほか大物がズラリ。東京・銀座の老舗そば店を舞台にした辛口ホームコメディで、松本は5番手で準主役の1人。勉強が苦手で、プロレスが好きな中学生を演じた。

 NGを連発したことでキレたのは、ヒガシ。同作に出演していないが、翌年(99年)のNHK大河ドラマ「元禄繚乱」の撮影で、同じNHKスタジオにいたため、「おい、松本いるか?」と呼び出し。ちょんまげ姿のまま廊下で説教し、マツジュンは直立不動で聞いていたという。ヒガシは、ジャニーズの母と言うべき存在だった森さんに迷惑をかけたことで、お冠になったようだ。

 元NG俳優のマツジュン。あれから二十数年が経って、“数字が獲れる”主役になった。今ではヒガシの俳優仲間でありライバルになったと言っても過言ではない。

(伊藤由華)