アカデミー賞の授賞式で、俳優のウィル・スミスが妻の容姿に関するジョークを放ったコメディアンのクリス・ロックを平手打ちした。ウィル・スミスはクリス・ロックに正式に謝罪し、さらにアカデミー賞には10年間の出入り禁止が言い渡された。

 この件を受け、爆笑問題の太田光を「日本版クリス・ロック」と見る声が一部のネット上であるようだ。太田自身、この話を『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)で披露すると、相方の田中裕二から「お前も殴られる側だから、そのうち」とツッコまれていた。

 ​>>爆問太田、過去に園子温監督を説教「女優さんを大事にしなきゃダメ」映画『クソ野郎』打ち上げ話を明かす<<​​​

 太田の数ある暴言、毒舌の中でも、今回同様の容姿や身体的な特徴に絡むものは何があるだろうか。

 2004年の『27時間テレビ』(フジテレビ系)では、当時モーニング娘。に在籍していた加護亜依に対して「初潮は来たの?」と発言。その場はサラリと流されたが、太田は後にラジオ番組で「いろんな団体から怒られた」と振り返っている。

 2007年には『たけしの日本教育白書2007』(同)内で、小倉智昭氏の髪型をイジった。田中が「小倉さんも増えてるでしょ?今、番組」と振ると、太田が「髪の毛が?」とボケた。小倉氏の「カツラ着用」は公然の秘密。ただ、テレビでイジられることはほとんどない。これに小倉氏が「髪の毛は便利な方がいい」と返すと、太田はさらに「着脱式とか」とボケを重ねる。その場には、ビートたけしや久米宏などもいたが、久米が苦笑いで静観しつつ少ないコメントを挟んだのに対し、たけしは実に嬉しそうだった。

 また、太田は番組終わりにはジャスチャー付きで、「小倉さん本当に申し訳ありませんでした」と謝った。一連のやりとりは番組の演出などではなく、完全に太田の暴走であったようだ。

 今回のウィル・スミスとクリス・ロックのシチュエーションに最も近いと言われているのが、劇団ひとりの妻である大沢あかねの「ブスいじり」だ。太田は事あるごとに大沢の容姿をイジってきた。大沢本人が『太田上田』(中京テレビ)に出演し、直々にクレームを入れたことも。ラジオ番組でも「劇団ひとりが妻をイジられ太田をビンタ」というネタが紹介されたこともある。

 全く懲りてはいない様子だけに、太田の暴走はこれからも続きそうだ。