アクション映画「ダイ・ハード」シリーズなどで知られる米俳優ブルース・ウィリスが失語症のため俳優業から引退することが、3月末に発表された。

 妻で女優のエマ・ヘミング、元妻で女優のデミ・ムーア、5人の子どもの連名でインスタグラムで発表。《私たちの愛するブルースがいくつかの健康上の問題を抱え、最近、認知能力に影響を与える失語症と診断されたことを伝えます》と説明。《この診断結果と熟慮の末、ブルースは自身にとっても大切なキャリアから身を引くことにしました》とした。

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 ウィリスの大きな転機は1988年の主演映画「ダイ・ハード」。高層ビル内で一人、テロリストと激闘を繰り広げるジョン・マクレーン刑事を熱演し、その後、シリーズはパート5まで製作された。

 全世界で特大ヒットとなった98年の「アルマゲドン」では、小惑星の衝突から地球を守る石油採掘会社の社長役を演じた。米国では主演映画「ア・デイ・トゥ・ダイ」が3月20日に封切られたばかり。公開待機作が10本近くに及ぶ中での突然の引退となった。

 日本では1991年にNTTドコモのムーバ(アナログムーバ)の初代イメージキャラクターを務めたのをはじめ、最近ではソフトバンクのCMにドラえもん役で出演。ハリウッドスターの中では日本でも屈指の人気者だが、実は歌手活動もこなしていた。

 「87年にデビューアルバム『リターン・オブ・ブルーノ』を発表。シングルカットされた『リスペクト・ユアセルフ』はビルボードチャートでトップ5入りした。その後、89年と2001年にもアルバムをリリースしたが、俳優としての活動が忙し過ぎて歌手活動をしている時間がなくなってしまった」(映画業界関係者)

 日本に数多くのファンがいたウィリスだけに、今後は過去の出演作の動画サイトの再生回数が増えそうだ。