9月14日放送のラジオ番組『荻上チキ・Session』(TBSラジオ)にフリーアナウンサーの小倉智昭が出演し、膀胱がん闘病の裏側を明かした。

 小倉が異常に気づいたのは2016年であり、尿に「唐辛子の赤いぽつんとした粉のようなもの」が混じっていた。病院へ行くと膀胱がんが明らかになり、仕事を一段落させ内視鏡手術を受けた。結果は、かなり悪い状態であり「なるべく早く全摘(出)して下さい」と言われたという。

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 ただ、膀胱の全摘を行った場合は男性機能を失うため、小倉としては「男として未練がましい」思いがあり、温存の道を選んだ。しかし、2年後にポリープが弾けて大出血を起こし病院へ。そこは1989年に40歳の若さで、小倉と同じ膀胱がんで亡くなった俳優の松田優作さんも通った病院だった。

 松田さんはがんが発覚するも、遺作となった映画『ブラックレイン』の撮影に挑むため、手術を行わず命を落としてしまったと言われる。小倉は医師から「松田優作さんより症状重いですよ。今すぐ取らないと大変なことになりますよ」と言われ、手術を決意した。

 小倉は体内に小腸を利用した代用膀胱を作るが、排尿にはコツがいる。そのため、「椅子から立ち上がる瞬間、ゴルフのショット、テレビの生放送中」など、あらゆるシーンで尿漏れを起こしたという。さらに、トイレが近くなり、『とくダネ!』(フジテレビ系)生放送中にも「天達(武史)の天気予報聞いてなかった」と、天気コーナーを利用してトイレに行っていたとも話していた。

 また、小倉は手術後の男性機能についても「勃起神経切りました。精嚢を取りました。射精神経は残してくれた」状態にあり、自分で試したところ「ちゃんとそういう気持ちになる」と性事情も赤裸々に明かした。これには、荻上も「ご自身の体験を話されることはすごく大事」と共感を寄せていた。

 ネット上でも「小倉さんの話、同じ病気の人の励みになるのでは」「小倉さんの話面白くて勉強になった」といった声が聞かれた。