合成麻薬であるMDMAを所持していたとして麻薬取締法違反容疑で逮捕された女優の沢尻エリカ容疑者の勾留期限が、来月6日まで延長された。26日には、薬物の共同所持の疑いで知人男性が逮捕されている。

 沢尻容疑者は尿検査では「シロ」となったものの、違法なものと認識しながら薬物を所持していた疑いで、今後起訴となる可能性が高そうだ。

 今回の逮捕で、2007年の「別に……」騒動が改めて取り上げられている。主演映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶でふてくされた態度を取り、非難が殺到したものだ。この「別に……」騒動とともに、当時は沢尻会なる名称もひとり歩きしていた。

 沢尻会とは、沢尻容疑者を中心とした芸能人の遊び仲間グループである。「別に……」騒動の前年となる2006年ごろが全盛期と言われ、長澤まさみを中心とする長澤会、相武紗季率いる相武会とともに、若手女優のグループとして話題となっていた。

 当時の在籍メンバーは高校の同級生である香椎由宇のほか、上野樹里、堀北真希さん、佐々木希といった沢尻と同世代の若手女優のほか、しょこたんこと中川翔子も名前を連ねていたと言われる。当時の週刊誌報道などでは沢尻会は超体育会系で、大人しそうなタイプの中川は立場が弱く、パシリ扱いだったとも言われ、のちに脱退したとも報じられた。さらに、沢尻会は夜通し遊び続けるため、深夜に呼び出されることもしばしばだったという。かなりハードな会にも思えるものの、ドラッグ関係の噂はなく、その点においては健全な会だったようだ。

 全盛期のメンバーは、香椎由宇は2008年に俳優のオダギリジョー、堀北真希さんは2015年に俳優の山本耕史、上野樹里は2016年にミュージシャンの和田唱、佐々木希も2017年にお笑い芸人アンジャッシュの渡部建と結婚し、既婚者が多くなっている。

 これに加え、2007年に起こした「別に……」騒動、さらには2009年には当時所属していたスターダストプロモーションとの専属契約解除が発表されたため、初期沢尻会は自然消滅といった感じであろう。当時のメンバーとは関係も切れているのか、今回の逮捕でも特に反応は見られなかった。ちなみに、親友として登場した片瀬那奈は沢尻会とは無関係だ。

 沢尻容疑者は逮捕前は、結婚して子供を産んで母親になりたいと望んでいたとも聞く。そこには、初期沢尻会メンバーたちが結婚で落ち着いていく姿を見て、意識していたのもあったのかもしれない。