『TOKYO IDOL FESTIVAL 2017』(TIF)が4日、東京・台場でスタートした。

 同イベントは、アイドル戦国時代といわれはじめた10年にスタートした、世界最大級の同時多発的音楽フェス。7回目となった昨年は初の3日間開催で、7万人以上もの大観衆を飲みこんでいる。

 今年は、フジテレビでアイドル総合バラエティ番組『この指と〜まれ!』でメインキャストを務めるHKT48・指原莉乃が大会チェアマンに任命。全プログラムがはじまる前、SMILE GARDENのステージで開会宣言をした。まねきケチャ、sora tob sakana、アップアップガールズ(仮)ほか、多くのグループにインタビュー。いぎなり東北産の2人組が12歳と13歳であることにファンが沸くと、「ヤバイ!変態(のファン)がすごい喜んでま〜す」と、アイドルヲタを絶妙な表現でいじった。

 ステージのトップバッターは、昨年同様、ももいろクローバーZ・佐々木彩夏。通常、同ステージに登場する前、そのアイドルグループのOVERTUREが流されるが、佐々木の場合は、大相撲の和太鼓が鳴り響いてからのOVERTURE。姿を現わすと、腰元には化粧まわしがつけられており、8月25&26両日に東京・両国国技館で開催するソロコンサートを、「私のことをそんなに好きじゃない方も、来て盛り上げていただけたら。ほかのアイドルグループのピンクの方でも構いませんので」とPRした。

 登場と同時に、初ソロ曲の『だってあーりんなんだもーん☆』を熱唱して、一瞬にしてあーりんワールドに引き込む“プロアイドル”。続けて、『あーりんはあーりん❤』、『あーりんは反抗期!』と、ヒャダインこと前山田健一が手掛けた“あーりん3部作”を歌いきると、わずか15分の持ち時間と思えないボルテージで、お台場の朝を桃色空(ピンクいろ)に染めあげた。

 本日から2日間(5&6両日)、ももクロは初となる東京・味の素スタジアムで夏の恒例スタジアムライブを開催するが、同日にはTIFもある。にもかかわらず、しっかり宣伝したあと、「TIFも明日、明後日もあるのにそんなこと言っちゃダメだよね。TIFに参戦する方は、ぜひ楽しい土日を過ごしていただければいいなと思います」と切り替えの早さも見せた。

 イベント初日、最大収容を誇るHOT STAGEでトリを飾ったのは、およそ5年ぶりの凱旋となった私立恵比寿中学。今年、結成9年目に突入し、初期メンバーは真山りかだけになってしまったが、歩みをやめないエビ中は、代表曲である『仮契約のシンデレラ』など5曲を歌った。異例のアンコールが起こって、再びステージに現れると、「歌うことはできないんですけど、私たちのグダグダのトークで良ければ」(安本彩花)と、7人そろってファンサービス。9時30分にスタートしたTIFのラストステージは19時55分開始とあって、廣田あいかは、「遅い時間まで待っててくれたみたいで、ありがと」と、感謝の気持ちを伝えた。

 TIFは6日まで開催。3日間で、大小さまざまな11個のステージに223組、1,000人以上のアイドルが出場予定だ。(伊藤雅奈子)