タレント・デヴィ夫人が代表を務める芸能事務所「オフィス・デヴィ・スカルノ」の運営費を着服したとして、業務上横領罪に問われた事務所の元経理担当・辻村秀一郎被告の初公判が11日、東京地裁で行われ、デヴィ夫人が傍聴したことを、各スポーツ紙が報じている。

 報道をまとめると、辻村被告は2011年2月、税理士事務所から派遣され経理を担当。デヴィ夫人が16年9月、税理士に資産運用の相談をした際に不正が発覚していた。事務所によると、逮捕当時、辻村被告の着服行為は約300回、被害総額は約2億6800万円に及んでいたという。

 起訴状によると、2015年6〜7月に事務所名義の預金口座から計356万円を引き出した他、2016年3月にも60万円を出金し、いずれも着服したとされている。

 辻村被告は罪状認否で、裁判官の「起訴状の内容に間違いはないか?」との問いに、「はい、ございません」と罪を認めたという。

 デヴィ夫人は特別傍聴人として開廷直前に法廷に姿を見せ、傍聴席の最前列に着席。閉廷後に取材に応じた。

 デヴィ夫人は辻村被告の様子について、「大変血色がよく、顔のつやもよく、元気でいたのでちょっとビックリしました」と皮肉。「悪びれた様子も反省の様子も、まったく見えなかった。盗っ人猛々(たけだけ)しい」と怒りをあらわにしたという。

 また、法廷内で目が合ったものの、すぐに辻村被告がそらしたことを明かし、「ワタクシと目が合った時に、会釈ぐらいしてもいいのに、それもなかったし、ふてぶてしい態度だった気がします」と語ったというのだ。

 「金が返ってくることはあきらめている様子のデヴィ夫人。多額の横領被害にあっても気付かなかったというから、総資産はかなりのものか。とはいえ、今後、お金の取り扱いには慎重になりそう」(芸能記者)

 デヴィ夫人は、今後も傍聴する意向だというから、その都度報道陣に対応しそうだ。