「吉本問題」について、吉本興業OBである島田紳助氏が「文春デジタル」(7月24日付)のインタビューに応じ、吉本上層部の大崎洋会長、岡本昭彦社長らの人柄や経営手腕について語った。島田紳助氏はインタビューで「大崎(会長)が辞めたら吉本も潰れる」「岡本はあまり会ったことはないが仕事はちゃんとできる人なんでしょうね」などOBならではの見解を示し話題となっている。

 さて、今回の紳助氏のインタビューだが、紳助氏らしい鋭いコメントもあり注目を浴びた一方、ネットでは彼を非難する声も少なくないという。

 紳助氏は2011年に「反社会組織との交際」がきっかけで、吉本を退社しているため、「辞めた紳助が出てくる筋合いはないのでは?」「反社会勢力と関係のあった紳助が未だ吉本に対し影響力を持っていることは問題があるのでは?」「OBである紳助が出てくることで事態がややこしくなっている気がする」といった声が相次いでいるという。

 また、紳助氏と同じ吉本OBという意味では、元横山やすしのマネージャーで元社員の大谷由里子氏も連日のようにワイドショーに出演している。彼女にも紳助氏同様「わざわざOBが出てくるな」という声が多いという。

 もともと、吉本の大崎会長、岡本社長の2名は、もともとはダウンタウンの敏腕マネージャーとして業界で名を挙げた人物であり、その功績は業界の誰しもが認めるところである。一方、吉本社内には大崎・岡本両氏以上のキャリアを持つ吉本の重鎮は多く社内に残っており、今後は彼らのコメントが期待されているという。

 既に芸人ではダウンタウンよりひと世代上で紳助氏と同世代であるオール阪神・巨人のオール巨人や大平シローが、相次ぐ若手芸人のギャラ告発および経営陣批判について頭を押さえつける役割を担っている。巨人は「君らは今、難しい現状ですが、お笑いの事だけを考えて居て欲しいです…それが僕の希望です! 他所(よそ)に行くのもよしでしょ」とコメントしているほか、大平シローも「オマエがコレ言うか?っていう発信もいっぱいある。気に入らんかったら辞めろ」と若手に厳しめのコメントを残している。

 また、未だコメントを出してはいないが、紳助氏や巨人以上のキャリアを持つ大物芸人で言えば、桂文枝や西川きよし、笑福亭仁鶴らダウンタウン以前の吉本を支えた「三巨頭」らの発言が「いつあるのか」にも注目が集まっている。

 「文枝さんは今は不倫騒動もあり影が薄いですが、1970年代では向かうところ敵なしの人気司会者で、吉本の知名度を全国区にした功労者。西川きよしさんも同じく横山やすしさんと共に吉本の漫才の基礎を作った重要人物です。大崎会長も、さすがにこの2人が出てきたら言うことを聞くしかないでしょう。残る仁鶴さんは現在闘病中ですが『今日の吉本は仁鶴が作った』と元会長の林正之助氏からの言われるほどの大物で、吉本興業の特別顧問に名を連ねています。このラスボス3人が何かしらのコメントを出したら、大崎会長も無視することができないでしょう」(某週刊誌記者)

 また、芸能界には吉本の元社員で、大崎氏の元上司である木村政雄もおり、コメントが期待されている人物のひとりであるという。

 大崎・岡本両氏にとって頭の痛い日々はしばらく続きそうだ……。