プロレスリング・ノアは22日、神奈川・横浜武道館でビッグマッチ『PRO WRESTLING NOAH 20th ANNIVERSARY NOAH the CHRONICLE vol.4』を開催した。

 メインイベントでは、GHCヘビー級チャンピオン潮崎豪に『N-1ヴィクトリー2020』覇者の中嶋勝彦が挑戦。AXIZとしてタッグチームを組んでいたが、勝彦が裏切り金剛入りしてから始まった両者の因縁。

 試合は静かな立ち上がりから始まった。パワーで押して行こうとする潮崎だが、勝彦は場外に出てスカしていく。豪腕ラリアット封じか、勝彦は潮崎の右腕を集中攻撃。15分過ぎまでは完全に勝彦がペースを握ったまま離さなかった。潮崎は勝彦をコーナーに追い込むと、痛めた右腕で逆水平チョップの連打。さらにラリアットを放つが、勝彦は蹴りで迎撃すると、コブラツイストへ。

 蹴りで押しまくる勝彦に、なかなかペースを掴めない潮崎。右がダメなら左のラリアットを放つが、勝彦はヴァーディカルスパイクを炸裂。しかし、潮崎はラリアットを放ち、勝彦を吹っ飛ばす。両者ともにダメージが残る中、逆水平と蹴りの応酬を続けていく。「来いや!」と挑発する勝彦。2人とも倒れない激しい打ち合いに。勝彦がバックドロップを放てば、潮崎はジャーマンホイップで投げ返す。

 「豪!」と叫びながら受けまくる勝彦。終わらない応酬に場内から大きな拍手が止まらない。潮崎はゴー・フラッシャーからラリアットでトドメを刺しに行くが、勝彦はまたまた蹴りで迎撃すると、腕固めから腕ひしぎ逆十字固めへ。潮崎は何とかロープエスケープ。場外でラリアットを決めた潮崎はリングに戻ると、ローリング袈裟斬りチョップからリミットブレイク、トップロープからムーンサルトプレスを放つが、これを勝彦が膝で剣山を立てる。勝彦はラッシュからハイキックを放ち、潮崎は崩れ落ちる。勝機と見た勝彦はヴァーティカルスパイクを決めるが、カウントは2。潮崎はスリーパースープレックスからローリングエルボーを放ち、豪腕ラリアット、ムーンサルトプレスが決まるが、これもカウント2。ならばと豪腕ラリアット3連発も、勝彦はロープエスケープ。潮崎は続けてショートレンジ式の豪腕ラリアットを決めて、カウント3。激戦に終止符が打たれている。
 
 試合後、杉浦貴が「潮崎、防衛おめでとう。素晴らしいよ。ノア20周年、お前が引っ張ってきて満足か?I am NOAH?俺に勝ってから言えよ。今年最後…俺が行くぞ!GHC!」と挑戦表明。潮崎も「杉浦貴、ずっと待ってたよ」と挑戦を受諾したため、12.6東京・代々木第二体育館大会での対戦が決定した。

◆プロレスリング・ノア◆
『PRO WRESTLING NOAH 20th ANNIVERSARY NOAH the CHRONICLE vol.4』
神奈川・横浜武道館

▼GHCヘビー級選手権試合(60分1本勝負)
<王者>○潮崎豪(42分35秒 体固め)中嶋勝彦●<挑戦者>
※第33代王者、潮崎が5度目の防衛に成功

(どら増田)