プロレスリング・ノアは10日、『HIGHER GROUND 2021』東京・後楽園ホール大会を開催した。
 メインイベントでは「新春スペシャルマッチ東京」として、NOAH対金剛の8人タッグマッチが実現。潮崎豪&杉浦貴&丸藤正道&清宮海斗のNOAHドリームカルテットが、拳王&中嶋勝彦&マサ北宮&征矢学の金剛と対戦した。

 試合は8人の持ち味が十分に発揮され32分を超える激闘になったが、最後は拳王が清宮をP.F.Sで仕留め、チーム力で勝る金剛に軍配が上がっている。

 試合後、拳王は「不安な中、後楽園ホールへ来てくれてどうもありがとう。緊急事態宣言も出されて俺の夢、テメーらの夢も緊急事態だよな…おい!必ず連れていくぞ!俺たちが感染対策を一つ一つすれば…"夢"は願えばかなうもんだろ?」とファンに訴えると、バックステージでも「夢の日本武道館、俺たちが必ず連れていってやる。夢は願えばかなうもんだ。行くぞ!来月、日本武道館まで」と11年ぶりに開催する『DESTINATION 2021〜BACK TO BUDOKAN〜 』2.12東京・日本武道館大会を必ず実現させると誓った。

 ノアでは緊急事態宣言が2月7日から延長された場合でも武道館大会を決行すべく、現在細部を調整している。国や都からの「開催自粛要請」がなければ開催する方針だ。

 ノアにとって“聖地”武道館大会の復活はメモリアルなものだ。そこで、旗揚げメンバーの一人である丸藤正道が参戦を熱望していたノアOB・秋山準の同大会参戦が正式に発表された。ノアから古巣の全日本プロレスに移籍した秋山だったが、現在はノアと同じくサイバーファイトが運営するDDTプロレスにレンタル移籍中。サイバーファイトの高木三四郎社長の計らいもあって、秋山のノア参戦が実現した。対戦相手は清宮海斗&稲村愛輝のノアが誇る超新星タッグとなった。

 この日の試合後、丸藤は「僕の呼びかけに対して耳を傾けてくれた。感謝してるし、秋山さんの中でやる気に満ちてることがうれしい。秋山準は俺より厳しいぞ。清宮も稲村も心して日本武道館のリングに上がってほしい。ああいう人たちがいてのプロレス界。秋山さんと組めること、楽しみです」とコメント。昨年、武藤敬司を追い続けた清宮は、今度は秋山の前に、しかも武道館という舞台で立つ。稲村にとっても大きなチャンスと言っていいだろう。

 現在のノアは緊急事態宣言が出ても止められない勢いがある。武道館大会ではGHCヘビー級でチャンピオン潮崎豪に武藤敬司が、GHCジュニアヘビー級ではチャンピオン原田大輔に吉岡世起がそれぞれ挑戦することが決まっており、いよいよカードもそろい始めてきた。

◆プロレスリング・ノア◆
『HIGHER GROUND 2021』
2021年1月10日
東京・後楽園ホール

▼新春スペシャルマッチ東京 NOAH 対 金剛(60分1本勝負)
潮崎豪&杉浦貴&丸藤正道&●清宮海斗(32分15秒 片エビ固め)拳王○&中嶋勝彦&マサ北宮&征矢学
※P.F.S

(どら増田)