新日本プロレスは、『Road to WRESTLE GRAND SLAM』東京・後楽園ホール大会3連戦の最終戦を26日に開催した。

 セミファイナルでは、飯伏幸太&本間朋晃とジェフ・コブ&グレート-O-カーンが激突。こちらは、開幕戦の5月22日に開催された愛知・名古屋国際会議場イベントホール大会と同カードとなる。4.4東京・両国国技館大会で因縁が勃発した飯伏とコブは、4.29鹿児島アリーナ大会のタッグ戦でヒートアップ。ともに一騎打ちを熱望している両雄は、シングル戦こそ決定していないものの、今シリーズのタッグマッチでさらに激しい闘いが展開している。また、シングル戦線浮上へ向けてアピールしたい本間、4.26広島サンプラザホール大会で内藤哲也に敗れて巻き返しを図りたいオーカーンの動向からも目が離せないところ。

 試合は飯伏とコブが、今夜も意地の張り合いを展開。激しい攻防を見せていく。終盤、コブは狙いすましたコブゴェを飯伏に叩き込み、戦線離脱に追い込む。本間は孤軍奮闘するも、オーカーンがアイアンクローで捕獲。そのまま放り投げると、キャッチしたコブがツアー・オブ・ジ・アイランドで鎮圧。前日は棚橋弘至&飯伏に敗れているユナイテッド・エンパイアが一夜で巻き返し、勢いを見せている。
 
 バックステージでコブはオノダクリニックのロゴを指差し、「スポンサーの『オノダクリニック』、ドクターを探してるならオレを呼んでくれ。イブシ、お前は毎晩なかなか寝られなくて困ってるんだろ。一晩中いつどこでオレとシングルで正面対決しないといけないのか思い巡らせて不安に陥ってるんだろ。でも、今日はドクターのオレがお前をスヤスヤとリングで寝かせてやった。ちょっとした薬を処方してやったぞ。明日、症状が解決したかどうか電話して教えてくれよ。お前はこの'THE IMPERIAL UNIT'、 'THE HATCHET'に衝突して今は頭も顎も身体中が痛みで疼いてるだろうが、これでお前もオリンピアンの実力が身にしみて分かったはずだ。”ドクター・コブ”…しっくりくるな」と新たなキャッチコピーを決めてしまう余裕を見せた。

 オーカーンは「聞け!愚民ども!そして帝国民ども。別に興が乗ったわけではない。そして、今までとやることは何一つ変わらん!だが、一つ宣言しておく。オスプレイがいなくなったからと言って、安心するな!不安に、かられるな!オスプレイがいない、ほんの少しの間だけ、余が“NEW COMMONWEALTH KING PIN”。簡単に言やあ、政治的集団の中心的人物に、余が、なる!帝国を、そして……新日本プロレスを導く」とオスプレイに代わり自身がユニットを引っ張っていく考えを明らかにしている。

 一方の飯伏はダメージが深くコメントを出せず。コブの実力は日に日に増しているのは事実。これもオスプレイが離脱した副産物かもしれない。

◆新日本プロレス◆
『Road to WRESTLE GRAND SLAM』
2021年5月26日
東京・後楽園ホール
観衆 329人

▼タッグマッチ(30分1本勝負)
飯伏幸太&●本間朋晃(12分04秒 体固め)ジェフ・コブ○&グレート-O-カーン
※ツアー・オブ・ジ・アイランド

(どら増田)