7年ぶりに前半戦を首位で折り返したオリックス。前半戦最後の北海道遠征で、新たなるスターが誕生した。

【オリックス 7.13〜14戦績】
対 北海道日本ハム

北海道・ウインドヒルひがし北海道スタジアム(釧路市民球場)
7月13日
○オリックス(増井)5-0(池田)北海道日本ハム●

北海道・帯広の森野球場
14日
●オリックス(田嶋)2-6(加藤)北海道日本ハム○

 13日の釧路で、7番レフトでスタメン出場したドラフト3位の高卒ルーキー来田涼斗。来田は初回に回って来たプロ初打席で、ライトへライナー性の初ホームランを放ち、3打数3安打の大活躍。初盗塁もマークした。ホームランを放った来田は「打ったのはシュートだと思います。コーチからもどんどん積極的に振っていけと言ってもらっていましたし、1球目から思い切って振っていきました!(プロ初ヒット、初ホームランについて)打った感触もよかったですし、うれしいです!」と笑顔で振り返っている。後半戦の鍵を握りそうな超新星の誕生だ。

 中嶋聡監督は首位ターンについて、「全然順位は気にしていませんし、考えていません。ここまでのいい部分というのは難しいですね。いい所はいいんでしょうけど、悪い部分の方が気になって、どうしても、そういう感じにはなれないです」と語ると、「杉本は勝負強さという点では上がっていると思いますが、本当の意味ではまだ4番という感じではないですね。(吉田)正尚の後ろという感じですかね。正尚はいつもチャンスを作ってくれたり、ランナーを還したり、非常に大きい存在ですが、本人もまだまだ上をめざしていると思いますので」とクリーンナップの2人の名を出した。

 また、「若手は、本来持っているものを全部出しているかといったら全然だと思いますので、もっともっと持っているものを出して、もっともっと刺激を与えてほしいと思っています。来田は二軍からいいという報告が来ていましたし、映像も見ていましたが、まさか3本打って、ホームランを打ってとかそこまでは考えていませんでしたけど、非常にいいものを出してくれて。チームにもすごく刺激を与えてくれましたし、戦力としてまた一枚加わったのかなと思います」と若手に更なる奮起を促しながら、来田の頭角には嬉しい様子。

 投手陣については「最初の方は先発が頑張ってくれて、しがみ付いていけたというのはありますけど、後ろでもたついたところもありましたし、毎日、ピッチャーに関しては試行錯誤というか、いろんなことを考えていかなければいけないと思っています。その中でも宮城は、勝ち星という点ではいろいろなことがあって付くこともあって消えることもあります。それでも怪我無く自分のピッチングをしっかりやってくれているということが大きいと思っています」と宮城大弥の名を出している。

 後半戦に向けては「守りにいくのではなく、これからも一つ一つ目の前のゲームに勝っていくということが全てだと思っています。優勝するという意識だけは持って戦っていきます」と優勝を目標にやっていくと改めて誓っていた。

 オリンピックブレイク中のオリックスは、27日大阪・京セラドーム大阪の東京ヤクルト戦からエキシビションマッチを開催する。

(どら増田/写真・Rinco)