ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムが28日、ビッグマッチ『STARDOM Flashing Champions 2022』東京・大田区総合体育館大会を開催した。

 第3試合では、ハイスピード選手権試合、チャンピオンのクイーンズクエストAZMに、ドンナ・デル・モンドの外国人テクラが挑戦。AZMが外国人相手に防衛戦を行うのはこれが初めて。

 試合はスピードとパワーだけでなく、突進力のあるテクラ相手に苦戦したAZMだが、テクラが毒グモを狙ったところを切り返し丸め込むと、テクラに返されるも、そのまま腕を取ってヌメロ・ウノで捕獲。テクラがたまらずギブアップをして、AZMが四度目の防衛に成功している。

 試合後、AZMは「ハイスピード、防衛したぞ!テクラはまだ2回しか闘ったことないけど、すでに大嫌いだよ!でもまあ、テクラが挑戦してくれたことによって、ハイスピードに新しい風が吹いたことは感謝するよ。ありがとう。っていうことは私がV4をしたということは次の目標はそう、最多防衛記録。このベルトに挑戦したヤツ、だぁーれだ?」と次期挑戦者を募ると、STARSの向後桃が登場。

 向後は「AZMさん、私は、新たな目標としてあなたが持つそのハイスピードのベルトを見てきました。前々から次に自分がスリーを取ったら挑戦したいと思っていました。私がそのベルトに挑戦したいと言ったら、挑戦を受けていただけますか?」と挑戦表明すると、AZMは「甘っちょろいので挑戦できないんだよ、わかるか?まあでも、いいよ、1個見つけた。オマエの今の師匠、葉月だろ?コモモが葉月の指導でたくさん練習してきて、コモモと闘ってちょっとでも葉月の姿が見えるなら、いいよ、やってあげてもいいよ」と向後の次に葉月を見据えた上で挑戦を受諾。

 バックステージでは「今回、大田区でテクラからキッチリ、ギブアップなのかな?取れました。まあね、テクラは大っ嫌いだけど、これから私の倒したい一人にまた加わったんじゃないでしょうか。テクラとなら何回でも挑戦させてあげるから、いつでもかかって来いよ。また腕へし折ってあげるから。あと、次はコモモ?リング上でも言った通り、今の指導者、師匠は葉月だったよねえ。私は葉月には興味がありありだから、コモモとシングルをしてちょっとでも葉月を感じられるのなら、私はぜひ挑戦受けて立ちます」と改めて向後の挑戦を受ける意味を説明した。

 一時はハイスピーダー不足と言われた時代もあったハイスピード戦線だが、ここに来ていろんなタイプのハイスピーダーが出て来たのがスターダムの凄いところ。男子に例えるならジュニアヘビー級のようなタイトルなので、大会の中に一枚入っているだけで、興行に厚みが加わるハイスピード戦線は団体にとっても強みである。

◆スターダム◆
『STARDOM Flashing Champions 2022』2022年5月28日
東京・大田区総合体育館
観衆 1871人
▼ハイスピード選手権試合(30分1本勝負)
<王者>○AZM(7分21秒 ヌメロ・ウノ)テクラ●<挑戦者>
※第22代王者が4度目の防衛に成功

(どら増田)