日米ドリームマッチが思わぬ形で消滅した。

 アメリカ現地時間1日に行われたAEWの大会『AEW DYNAMITE』で、AEW世界王者・CMパンクが「新日本プロレスリング……。どうやら新日本プロレスには世界クラスの選手が集まってるらしいな。だけど今、このリングには“ベスト・イン・ザ・ワールド”の選手が3人もいる。ただ、乱入とかはナシだ。バックステージもダメ。でも、次のPPV大会を売らなきゃいけない。俺の『Forbidden Door』の対戦相手が、今日この会場に来てるんだろ?その姿を見せてみろよ!」と挑発すると、なんと新日本の棚橋弘至が、入場曲『LOVE&ENERGY』が鳴り響く中、AEWの入場ゲートに登場。棚橋はいつもと同じように、スキップしながらステージ中央に進んで、「GO ACE!」に合わせて拳を突き上げると、アメリカの団体AEWのファンは総立ちで新日本プロレスの“エース”を迎えた。

 世界のレジェンドの一人とも言われている棚橋は両手を広げて、おなじみの逸材ポーズから、再度場内に手を挙げてアピールすると、場内から「HOLY SHIT!!」のチャントが発生。そしてリング上のパンクに向かって、自身の腰にベルトを要求するポーズ。王者のパンクと対峙し、対戦の機運が高まったのだが…。

 現地時間3日にAEWは『AEW Rampage』番組内で、王者のCMパンクが負傷のため手術が必要となったことを発表した。つまり、これはパンクと棚橋の日米ドリーム対決が“ひとまず”消滅したことを意味する。
 
 欠場となるCMパンクはAEW世界王座は返上しないものの、急遽、AEW暫定世界王座が設けられ、この王座を巡る闘い『Eliminator Series』が日米で開催されることになった。アメリカでは、現地時間8日『AEW DYNAMITE』番組内にて、バトルロイヤルが行われ、同日のメインイベントでバトルロイヤルの勝者・カイル・オライリーとジョン・モクスリーが対戦。モクスリーがデスライダーで勝利した。新日本では、『DOMINION in OSAKAJO HALL』6.12大阪・大阪城ホール大会の第6試合にて、AEW暫定世界王座戦 進出者決定戦、棚橋弘至と後藤洋央紀の対戦を行う。

 最終的に、現地時間26日(日本時間27日)に行われる『AEW x NJPW: Forbidden Door』にて、AEW代表であるモクスリーと、新日本プロレス代表の棚橋 対 後藤の勝者が対戦して、AEW暫定世界王者を決定する。

 パンクの完治を待つしかないが、ここは棚橋が暫定王者の座を掴み取り、日米ドリームマッチを実現させてもらいたい。

(どら増田)