17日試合前時点で「40勝21敗1分・勝率.656」と、2位巨人に7ゲーム差をつけ首位を快走しているヤクルト。プロ22年目・39歳の内川聖一の処遇がネット上で物議を醸している。

 今季の内川は開幕から二軍暮らしが続いており、5月20日終了時点では打率「.258」と振るわず。しかし、次戦の5月22日〜6月15日にかけ出場した10試合は全て安打を記録(32打数16安打)。16日・巨人戦でも今季一軍で3勝を挙げている赤星優志から2号ソロを放ち、連続試合安打を11試合に伸ばすなど約1か月好調が続いている。

 ただ、シーズン打率を「.333」と7分以上上昇させているにもかかわらず、内川は16日までに一軍には呼ばれず。17日に一軍昇格がNPBから公示される可能性はまだ残されているが、同日午後2時時点で昇格報道は特に伝えられていない。

 >>ヤクルト・山田、審判への態度に「ブチ切れてる」驚きの声 左手を上げ厳しい表情で凝視、退場レベルの行動と指摘も<< 

 この内川の処遇を受け、ネット上には「ここまで好結果残してるのに何で一軍に上げないんだ?」といった疑問の声と共に、「このままだと2年前みたいに腐ってしまうのでは」、「あまり使いどころが無いとはいえ、そろそろチャンス与えとかないとまた問題起こしそうで不安」と今後を心配するコメントも多数見られた。

 「内川はソフトバンク時代の2020年に二軍で打率『.327』と高打率を残しながら、本職の一塁やDHに空きがなかったこともあり、一軍に一度も呼ばれないまま退団が決定。同年11月1日の二軍戦後にスピーチを行いファンに退団を報告しましたが、その中で『今年一打席も一軍でチャンスをもらえなかったということが、自分の中で野球をやめる決心がつかなかった』と処遇への不満を吐露し物議を醸しました。当時の報道では退団決定前から一向に一軍に呼ばれない状況への不満を露骨に態度に出していたということも伝えられていましたが、2年前と現在の内川の境遇が酷似しているとして、問題行動の再発を恐れているファンも少なからずいるようです」(野球ライター)

 ヤクルト一軍は現在一塁レギュラーはオスナが務め、川端慎吾、坂口智隆と代打要員も複数名いるため内川の必要性はあまりない状況。ただ、首脳陣はガス抜きの意味も込めて一度、一軍でチャンスを与えてみてもよさそうだ。

文 / 柴田雅人