プロレスリング・ノアは16日、東京・日本武道館でビッグマッチ『DESTINATION 2022』を開催した。

 メインイベントではGHCヘビー級選手権試合、チャンピオンで新日本プロレスの小島聡が、ノアの金剛、拳王を相手に初防衛戦を行った。前哨戦では激しい舌戦が話題となった2人だが、試合はとてもタフな試合となり、小島のラリアットを切り抜けた拳王がムーンサルト・ニーアタックを披露しカウント3。拳王が自身2度目となる同王座を戴冠している。

 バックステージで拳王は「俺が夢にずっと持ってた日本武道館のメインを締めることができたぞ。そして、日本一の団体・新日本プロレスの小島聡を倒して、GHCヘビー級選手権をノアに取り戻した。小島聡とはな、いろいろやってたけど、ムカつくところもあったよ。だが、やはり30年のベテラン。いろいろ勉強になったよ。いろいろ成長したよ。そして、前哨戦ムチャクチャ楽しかったじゃねえか。小島聡、ありがとうな。そして、言ったよな。今日の日本武道館見渡しても、まだまだノアは発展途上だ。そして、俺、拳王もまだまだ発展途上だ。これを見ているクソヤローども。俺と、そしてノアと一緒に、もっともっと大きく夢に向かって駆け上がって行こうぜ。ABEMAだろ?格闘2チャンネルで新日本プロレス流れてるんだろ?格闘2チャンネルの新日本プロレスに負けねえぞ。これから俺がノアを引っ張って、倒していくからな。おい、ABEMAを見ているクソヤローども。これからは格闘2チャンネルの新日本プロレスじゃねーぞ。格闘チャンネルのプロレスリング・ノアのGHCヘビー級チャンピオン、拳王、俺に…付いて来い」とトコトン新日本を意識。

 コメントスペースでしばらく倒れ込み、そのまま床に座った小島は「プロレスリング・ノアの未来は明るいじゃないか。あんなヤツがまだいるプロレスリング・ノアの未来は安泰だと思うよ。強がりとかじゃなくて、本当に純粋に。正面から戦って負けてしまって、悔しいのと、なんか安堵したのと、いろんな気持ちがあるよ。いつまでも年取った人間がのさばってちゃいけないと思いながら、俺はそれにも逆らって生きていこうと思ったけど(ここで立ち上がる)、拳王みたいなヤツがいて、やっぱり若いヤツらが支えていくことが一番ベストだと思う。俺は脇役でもいいと思うよ。だけど、完全に退くとか、そんなのはこれっぽっちも思ってないから。脇役にだってやりたいこといっぱいあるだろ?なあ?今日は拳王が主役だよ。本当にあいつは素晴らしいレスラーだと思う。口だけじゃなくて、口も達者で、プロレスも達者で、本当にいいレスラーだよ。誉めたって何もいいことないけど、本当にいいレスラーだと思う」と拳王を称賛。

 小島のノア参戦はここまでかと思われたが、翌日の会見で、ノアの最強戦士決定戦『N-1ヴィクトリー2022』へのエントリーが発表され、継続参戦することが決定した。

◆プロレスリング・ノア◆
『DESTINATION 2022』
2022年7月16日
東京・日本武道館
観衆 3215人
▼GHCヘビー級選手権試合(60分1本勝負)
<王者>●小島聡(28分17秒 エビ固め)拳王○<挑戦者>
※ムーンサルト・ダブルニーアタック
※第39代王者が初防衛に失敗、拳王が第40代王者となる。

(どら増田)