ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムが7月30日、スターダム最強決定戦『5★STAR GP 2022〜開幕戦DAY1〜』を開催した。

 第6試合では、白いベルトことワンダー・オブ・スターダム王者の上谷沙弥が、同じクイーンズクエスト(QQ)のレディ・Cとのタッグで、高橋奈七永&KAIRIのスターダムOGコンビ、シン七海里と対戦した。試合ではシン七海里がQQコンビを圧倒。最後は奈七永がコーナーから冷蔵庫爆弾を投下し、レディ・Cから3カウント。シン七海里が快勝している。

 試合後、奈七永は「KAIRI!シン七海里。最高、パッショーン!KAIRIが呼んでくれて、シン七海里、組めたわけですが、今日、今のスターダム?これで全て出したんですか?今のスターダムこんなもんか!オラ!」と絶叫。続けて、「背の高い姉ちゃんと、跳び技のできる姉ちゃん?ただそれだけじゃ、プロレスってものはやっていけないのよ!パッションがなければ、やっていけないのだーーー!ということで、私は一つ言いたいことがある。現・ワールド・オブ・スターダム・チャンピオン、朱里!」とQQコンビにダメ出しした上で、赤いベルトことワールド・オブ・スターダム王者の朱里を呼び出す。

 朱里がリングに上がると、奈七永は「どうも出て来てくれて。あのー、まあ言いたいこといっぱいあるけど、まず私が赤いベルトの初代チャンピオンとして、スターダムの礎を築いたから今がある。そして、スターダムの歴史もここに辿り着くには私という人間が必要不可欠だった。そして、今の朱里がチャンピオン、私がいなければ、なかった話なので、私には言う権利があると思う。その赤いベルト、パッションがあるならば、高橋奈七永と歴史的な闘いしようじゃないか」と初代王者として挑戦表明。これを聞いた朱里は「初代ワールド・オブ・スターダム・チャンピオン高橋奈七永の挑戦表明ってことでいいですか?スターダムの歴史に必要な人。私はアナタとやりたいと思ってた。でも、ちょっといろいろ言い方?改めてもらってもいいですか?パッション?パッションがない?今のスターダム、バカにしてんじゃねーよ!今のスターダム…いや、今の女子プロレスの強さを見せつけてやるよ。オマエ、高橋奈七永から勝利し、私が最強を名乗らせてもらう」と言うと、奈七永が朱里に襲いかかり馬乗りエルボー、壮麗亜美が止めに入るが、奈七永がラリアットで排除し荒れた展開になっていたが、朱里の「やりたい相手」だった奈七永からの挑戦表明は願ったり叶ったりだろう。

 さらに、奈七永から「KAIRIもなんか言いたいことがあるよね?」とKAIRIに振ると、「上谷沙弥ちゃん、先走る女?上谷沙弥…なんか私の名前をたくさん挙げてくれるのはうれしいんだけど、私は先走らない。今、ここにいるパートナー、そして対戦相手、そのことに点で全力で集中してる。私の名前を出されて対戦してきた選手、どんな気持ちになる?白いベルト、泣いてるよ。今、これまでの白いベルトの対戦相手、その相手たちと心から向き合ってないから悲しみがベルトにたまって、白いベルトが泣いてるよ。今私、5年前の白いベルトとはお別れしたけど、呼ばれてる。白いベルトに呼ばれてる。挑戦、受ける?」と心を込めたメッセージを上谷に投げかけた上で挑戦表明。

 上谷は泣きながら「この白いベルト…泣いてるのかなぁ?まだまだ未熟なチャンピオンだと思うし、苦しいことも、辛いこともたくさんあって、怖くて、怖くて、怖くて…!前を見て見ぬふりしたことあったかもしれない。でも、私は今、自分ができることを全力でやってきたつもりです!今、8度防衛してアナタの防衛回数と並んでいます。私はアナタを倒して、超えてみせる!」と叫んだ。

 いずれも8.21愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)大会での対戦が濃厚。スターダムの歴史を作って来たシン七海里は、紅白のベルトの先にゴッデス(タッグ)のベルト獲りも見据えており、スターダム凱旋ではなく、スターダム制圧に向けて本腰を入れて来たのは脅威である。

◆スターダム◆
『5★STAR GP 2022〜開幕戦DAY1〜』
2022年7月30日
東京・大田区総合体育館
観衆 1527人
▼タッグマッチ(30分1本勝負)
上谷沙弥&●レディ・C(15分32秒 片エビ固め)高橋奈七永○&KAIRI
※冷蔵庫爆弾

(どら増田)