7月31日に行われ、阪神が「2-4」で敗れたヤクルト戦。球審を務めた白井一行審判の判定がネット上で物議を醸している。

 問題となっているのは、両チーム無得点の2回裏1死でのこと。打席の阪神・大山悠輔は、ヤクルト先発・原樹理がフルカウントから投じたシュートを見送る。この球は大山から見てベース板の右端スレスレ、高さは膝元付近という際どいコースだったが、本人はボールを確信したのか、見送った瞬間に一塁へ歩こうとした。

 ただ、白井審判はこの球をストライクと判定し大山に見逃し三振をコール。大山はコールの瞬間に白井審判の方を一度見た後、「おー?」というような驚きの表情を浮かべつつベンチへ下がった。

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 この白井審判の判定を受け、ネット上には「えっ今のストライクかよ、低めの判定めちゃくちゃすぎないか」、「コースはともかく、高さについてはどこ見てんだよって感じ」、「スロー映像で見ても、ゾーン低めに外れたボール球のように思うんだが…」、「大山もちょっとビックリしてたけど、あんな判定で三振増やされたらたまったもんじゃないぞ」といった批判が相次いだ。

 ただ、ファンの反応は批判ばかりではなく、中には白井審判“だから”騒ぎ立てているのではという苦言も見られた。白井審判は過去に何度かプレーの判定内容、判定を巡る態度が物議を醸している審判で、今季は4月24日・ロッテ対オリックス戦でボール判定に苦笑いを見せたマウンド上のロッテ・佐々木朗希に突然詰め寄ったことが問題視された。ファンの間ではこうした過去を引き合いに、「白井審判の名前だけで間違った判定って決めつけるなよ」「完全なボール球ってわけじゃないのに、白井審判の判定だから誤審だろうって風潮はおかしくないか」という指摘も散見される。

 仮にボール判定で大山が四球となっていれば、この試合初めての走者を出せていた形の阪神。白井審判の判定が誤っていたのか、バイアスがかかっていただけで本当は正しかったのかはファンの間でも見方が分かれているようだ。

文 / 柴田雅人