1日終了時点で「59勝57敗2分」とパ・リーグ4位の楽天。同日にNPBが公示した選手の降格情報がネット上で物議を醸している。

 NPB公式サイトはこの日、楽天のプロ6年目・23歳の藤平尚真、助っ人・マルモレホスの2名の一軍昇格とプロ7年目・25歳のオコエ瑠偉の二軍降格を公示した。

 オコエは「.316・1本・10打点」と二軍で好調だったこともあり、8月19日に今季初めて一軍に昇格すると、翌20日・ロッテ戦ではいきなりヒットをマーク。ただ、その後はあまり勢いが続かず、同月31日終了時点では「.200・0本・0打点」と打率2割に沈んでいた。

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 オコエの降格情報を受け、ネット上には「打率低すぎるし長打も出てないから妥当」と納得の声が上がったが、中には「たった6試合しか使わずに見切るのはさすがに早すぎるのでは?」、「低打率だけど打つ時は打ってたから9月はもっとやってくれると期待してたんだが…」、「去年と違って守備もここまでは頑張ってたのに」と首脳陣に疑問を呈するコメントも見られた。

 「楽天はオコエが昇格した8月19日〜31日にかけ計11試合を戦っていますが、このうちオコエが起用されたのは6試合と半分程度。また、起用の内訳も『未出場→4試合連続スタメン→2試合未出場→2試合連続スタメン→2試合未出場』とバラバラでした。それでもオコエは3試合でヒット、2試合でマルチヒットを記録。また、昨季は石井一久監督を怒らせ二軍降格・シーズン終了を招く原因になった守備でも、抜ければ失点確実のライナーをダイビングキャッチする(28日・ロッテ戦)などいいプレーが出ていたため、9月はまとまった出場機会を与えればより活躍が見込めるのではと期待する向きもありました。首脳陣は8月31日までの5試合で計20得点、3本塁打と湿っている打線へのテコ入れとして、ここまで長打ゼロのオコエと一軍で6本塁打を放っているマルモレホスを入れ替える決断を下したようですが、ファンの間ではチーム事情を考えれば致し方ないと納得する声だけでなく、もう少しオコエの様子を見るべきだったのではと考えている少なからず上がっています」(野球ライター)

 満を持しての昇格からわずか2週間足らずで二軍に逆戻りとなったオコエ。一軍首脳陣の判断の是非はファンの間でも意見が割れているようだ。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
NPBの公式サイトより
https://npb.jp/