▽1日 オリックス 5×-4 ソフトバンク(京セラD)
オリックス5勝9敗 観衆 25,624人

 オリックスの先発ディクソンは、ソフトバンクの強力打線を相手に7回を4安打1失点の好投を見せ、勝利投手の権利を持ったまま降板。打線もT-岡田の20号ソロ本塁打、西野の1号ソロ本塁打などで4得点。9回、4-1とリードした場面で、現在ファームで再調整中の平野に代わり守護神を務めている黒木が登板するが、ソフトバンク打線に捕まり上林、福田の適時打で同点に追いつかれてしまう。黒木は30日の楽天戦で逆転されたのに続いて連続の救援失敗となった。

 試合は延長戦に突入するが、黒木の後を受けたヘルメン、大山、小林の中継ぎ陣がしっかり抑えるも、打線は度重なるチャンスを逸してしまう。

 そして延長12回裏、ソフトバンクは守護神サファテが登板。1死無塁の場面で主砲のロメロが、サファテのカーブを左中間スタンドに運ぶ19号ソロ本塁打でサヨナラ勝ち。試合時間は今季パ・リーグ最長の5時間11分。ルーキーの小林が2勝目を挙げた。

■5時間11分のゲームを制したオリックス 福良淳一監督の試合後質疑応答

ーーロメロの活躍についてお聞かせください。

 「ホントに。4番が決めてくれましたね。いい仕事をしてくれました」

ーーそれまでにも勝つチャンスは何度かありましたが?

 「やっぱり追加点が取れなかったのが大きいですね。こういう展開になってしまうと」

ーー救援失敗となった黒木の状態は心配ですか?

 「ちょっと心配ですね。今までは最後の小林みたいな姿だったんですけど…。今日に関してはあの姿が見えなかったかな」

ーー明日、同じような展開になったときはどう考えますか?

 「これからコーチと話をして考えたいと思います」

ーーロメロの勝負強さは頼もしい?

 「そうですね。ずっとそうですけどね」

ーー監督はよく「あと一本」と言われていますが、今日はそれを象徴するような試合だったのでは?

 「うーん。それがやっぱりここまでで上位との差となって出てるんじゃないですかね」

ーーこの状況を打開するにあたって、監督としてはどのように対策しますか?

「何が問題なのかまたコーチと話してですね。ここまでずっと失敗してますから」

ーー今日、小谷野は使わないということだったのでしょうか?

 「最後のところでどうかという。まあいろいろですね。(明日は?)それもまだわからないです」

ーー西野が今季初本塁打を放ちましたが、打撃は上向いてきている?

 「(一軍に)上がってきてから状態はいいと思います」

ーー勝ちと引き分けでは全然違いますね?

「大きいですね。大きな勝ちですよね」

■12回、左中間スタンドへ飛び込む19号サヨナラ本塁打のステフェン・ロメロ選手の試合後質疑応答

ーー狙い球だった?

 「特に狙い球は絞ってないですが、しっかりと捉えようと思っていたら甘いところに来たので」

ーー打った瞬間の感覚は?

 「しっかり捉えていたので、入ったとは思ったので打球方向をもう少し見てようかとも思ったんですけど、もし入らなかったら大変なことになるので… そんなぐらいの感覚です」

ーーあの場面は自分が試合を決めるつもりだった?

 「自分でも当然決めようとは思ってるんですけど、その前の打席も自分が決めようと思って打席に入ってましたが、2ストライクと追い込まれた状況でヒットになりました。でも自分で何とかという気はありました」

ーーサヨナラ打に関していえば3度目になりますがその気持ちは?

 「サヨナラヒットであってもサヨナラホームランであっても嬉しいし最高なんですけど、特にホームランはチームメイトも凄くエキサイトして喜んでくれます。他のチームメイトがサヨナラ打を打っても自分は嬉しい」

ーー2試合連続で9回に逆転されたり、追いつかれたりして、嫌なムードになったと思いますが、そんな中でどんな事を考えていました?

 「同点に追いつかれたところで、とにかく1点入れれば何とかなるんだなと。そういう気持ちでずっと試合を運んでいけばいいと思うし、ウチの中継ぎ陣が本当に素晴らしいピッチングを続けてくれたことで、何とか1点、何とか1点という思いを持てました」

■先発7回を4安打、1失点の内容だったブランドン・ディクソン選手のコメント

 「全体的にいいバランスで、7回まで粘り強く投げることができたと思う」

■4回、ライトスタンド5階席へ飛び込む20号ソロ本塁打を放ったT-岡田選手のコメント

 「3ボールから“打て”のサインを出してもらったので、空振りでもいいと思って、ストレート一本に絞って打ちにいきました。完璧です!」

■5回、ライトスタンドへ今季第1号ソロ本塁打を放った西野真弘選手のコメント

 「打ったのはストレートです。先頭バッターでしたし、なんとか塁に出ることを考えていました。打った瞬間は、入ると思わなかったので全力で走っていました。とにかく1点を取ることができてよかったです!」

取材・文・写真 / どら増田(オリックス番ライター)