▽18日 千葉ロッテ 4-0 オリックス(ZOZOマリン)

 オリックス6勝10敗 観衆22,624人

 ロッテの先発は今季オリックス戦に4試合登板、2勝無敗で防御率も1点を切るなど、オリックスが苦手にしている唐川侑己。オリックス打線は1回、2回と唐川を攻略出来ず三者凡退。しかし3回、二死無塁の場面で若月健矢が2球目を頭部に死球を受けて、唐川は危険球退場となった。大量の鼻血を出した若月は立ち上がれず担架で運ばれ無念の交代。

 オリックス先発の松葉貴大も5回までは被安打2の無失点の内容で好投を見せていたが“鬼門”の6回に失点を許すと、続く7回に連打を浴びてピンチを作ったところで交代。後を受けた小林慶祐が福浦和也に走者一掃の適時二塁打で3点を失ってしまう。

 苦手な唐川をアクシデントで降板させたオリックス打線だが、ロッテの緊急登板した投手も含む中継ぎ陣を相手にわずか2安打しか打てず、終盤に失った4点が重くのしかかり、完封リレーを許してしまう。

 最下位のロッテに連敗を喫した4位オリックスは、借金が再び「5」に。松葉は7敗目(3勝)。3位の西武も連敗しただけに、ゲーム差を縮められずとても勿体ない2連戦だった。

■痛い2連敗を喫したオリックス福良淳一監督のコメント

ーーきょうは打線が…

 「そうですね。問題は(2安打しか打てなかった)打線ですね。松葉はよく投げたんじゃないですか」

ーー小林は気負い過ぎですか?

 「どうですかね。難しいところだったですからね」

ーー結果的にまた松葉は6回に失点をしてしまったが?

 「あんまり言うとまた意識し過ぎるかもしれないから(苦笑)」

ーーロッテ先発の唐川が危険球退場ということで、相手のピッチャーがどんどん変わったというところは?

 「まあ、そこは対応出来るんじゃないですか。何度も当たってるピッチャーで、(相手は)初めてのピッチャーじゃないですからね」

ーー打線全体が…

 「そうですね。全然振れてないですね。またこの2日間でどうするかですね。バッティングコーチが何がいいか考えてるんじゃないですかね」

ーー病院に行った若月の状態は?

 「今、聞いたら骨折はなかったみたいで。そこは良かったかなと思うんですけど、脳の検査をこれからということで、まだ心配ですけどね」

ーー今後に関しては?

 「まだわからないですね。診断結果が出てからでしょうね。(次の試合まで)2日開くというのはまだ…。キャッチャーは念のため呼びますけどね」

ーー伊藤に代打を送った場面は?

 「(怪我とは)関係ない。あそこは点数を取らないといけないので」

■先発6回2/3、被安打6、失点3の内容、松葉貴大投手のコメント

 「立ち上がりからいいリズムで投げることができたと思います。なんとかゲーム後半も粘りたかったです」

■7回、二死1、3塁の場面で登板するも、中村に死球を与え、福浦に走者一掃となる3点適時二塁打を許したオリックス2番手、小林慶祐投手のコメント

 「ランナーがいることで自分の気持ちの弱さが出た。考えすぎてしまった。次はもっとシンプルに思い切って投げたい」

■3回の打席で顔面に死球を受けたため交代した若月健矢捕手の病院での診断結果

 習志野市内の病院を受診しCT検査を受けた結果、左上顎部打撲との診断。脳に異常は見られなかった。明後日以降は、状態をみながら練習等を行っていく予定とのこと。若月本人は鼻の辺りをアイシングしながら「どこに当たったのか覚えてないんですけど大丈夫です。一応病院に行ってきます」と報道陣に話し、トレーナーに付き添われて病院に向かっていた。

取材・写真・文 / どら増田(オリックス番ライター)