ファッション通販サイトを運営するZOZOは、ヤフーの傘下に入ることで合意した。創業者の前澤友作氏は12日朝、代表取締役を辞任した。

突然のトップの退任発表を受けて出勤する社員は、ニュースで初めて知ったという人が多く、「びっくりしている」「意外に落ち着いて受け止めている」などと話していた。

ZOZOは12日朝の取締役会で、ヤフーの傘下に入ることを決定し、創業者である前澤氏は12日付で社長を退き、代表取締役も辞任した。

これまで総額1億円のプレゼント企画など、しばしばツイッターでサプライズ発信をするなどZOZOの顔だった前澤氏は、社長退任の発表直後にも「僕自身は新たな道へ進みます」と自らツイッターで発信した。

退任の理由については“ZOZOがヤフーのもと更に飛躍するため最適な後任者に経営を託す”としている。前澤氏は、個人で保有するZOZO株式の一部、30%あまりをヤフーに売却し、2400億円程度を手に入れる見込み。ヤフーは来月上旬にもZOZOの株式50%超を取得し、子会社化することを目指す。

ZOZOをめぐっては昨年度、創業以来初めて減益になる中、前澤氏肝いりのZOZOマットが今年度中に配布予定だった。まいた種がまだ芽を出さないうちの退任に驚きが広がっている。