zeroは、発症から9か月たったいまも症状に悩むという女性を取材しました。

今年1月に感染 会社員(30代)
「何年も一緒にいる方の名前とかも、なんだっけって出てこなかったり、記憶障害がまだ残ってしまってる」

在宅で仕事をしている女性の机には、細かくスケジュールが書かれたホワイトボードと、たくさんの付箋が─。

今年1月に感染 会社員(30代)
「きょうやることを書き出して、忘れないようにして。物忘れとか集中していないように見られるのは、社会的に信頼とかも失ってしまう。こんなに(症状が)長引くとは思ってなかった」

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こうした、後遺症について、国立国際医療研究センターが発表したのが─。

国立国際医療研究センター 森岡慎一郎医師
「半年たっても4人に1人の方が、何らかの症状が残っている」

感染した患者457人に調査を行った結果、発症もしくは診断後から半年たった時点で、3割近くの人に後遺症が見られたということです。さらに─。

国立国際医療研究センター 森岡慎一郎医師
「重症化リスクでなかった方々が、実は後遺症の出るリスクを持っていた」

重症化リスクが高いのは、「高齢者」や「肥満体形」などの方でしたが。今回の調査で、「若い人」や「やせ形」の人ほど味覚や嗅覚障害の後遺症が出やすいことがわかりました。また、男性よりも女性の方が倦怠(けんたい)感や脱毛の症状が多く見られたということです。

一方で、ワクチン接種で、後遺症が出にくくなることもわかっているといいます。

国立国際医療研究センター 森岡慎一郎医師
「後遺症が出ないように、2回のワクチンをしっかり打っておきましょう」

10月14日放送『news zero』より。