東京都は、2015年に閉館した渋谷区にある旧「こどもの城」の土地と建物を、国から525億円で購入する契約を結んだと発表した。

東京都によると、旧「こどもの城」は、来年の東京オリンピック・パラリンピックの際に、ボランティアの研修施設や休憩場所などとして使用し、大会終了後に改修して、「都民のための複合施設」にする方針。具体的な利用方法は、本年度中に決定するとしている。

旧「こどもの城」は、1985年に国立児童館として開館し、敷地内に青山劇場や岡本太郎氏のオブジェなどがあり、広く親しまれていたが、老朽化などを理由に閉館した。

都は舛添知事時代に、都立広尾病院の移転先として跡地の購入を決めたが、小池知事が費用を問題視して撤回し、去年、再び購入する方針に転換していた。そのため、自民党などは、「当初の予定通り購入していれば370億円の費用ですんだ」などと、小池知事を批判している。