12日朝、広島県福山市にある化学薬品を扱う業者の事務所から硫酸が流出し、中和作業などが続けられている。

硫酸が流出したのは、福山市南手城町にある化学薬品の卸売業「高田化学」。午前8時半頃、担当の職員がおよそ7500リットルの硫酸を保管していたタンクが空になっているのを見つけた。

流れ出したのは、原液を75%に薄めた硫酸で、現場周辺の水路に流出。「高田化学」がアルカリ性の薬品を使って中和したり、回収を続けており、12日中の作業終了を目指すとしている。海への流出はなく、今のところケガ人などはいない。硫酸は、販売用に保管していた。

人が触ると皮膚が侵され傷つく危険があり、福山市は、付近の住民や学校などに、「水路に近づかないよう」呼び掛けている。