5月の有効求人倍率は、5か月連続で前の月を下回り、1.20倍でした。オイルショック後に次ぐ、46年4か月ぶりの下げ幅で、新型コロナウイルスの影響が色濃く出ています。

加藤厚労相「過去2番目に大きな下げ幅となっています」

厚生労働省によりますと、仕事を探す人1人に対して、求人がいくつあるかを示す5月の有効求人倍率は、1.20倍で、4月より0.12ポイント低下し、5か月連続で前の月を下回りました。この下げ幅は、オイルショック後の1974年1月に次いで、統計開始以来、2番目の大きさです。

新型コロナウイルスの感染拡大で雇用に影響が出ていて、新規の求人数は、去年の同じ月と比べると、32.1%減少しています。

産業別では、宿泊業、飲食サービス業で55.9%減少、理容や美容などの生活関連サービス業で44.2%減少していますが、建設業や医療・福祉は他の産業と比べると減少幅は小さくなりました。

一方、5月の完全失業率は、前の月から0.3ポイント上昇し、2.9%となりました。3か月連続の悪化です。