砂丘で昔のファンタ「いつの?」公式が返信
拾ったのは砂丘でガイドを担当する石川さんです。砂丘の様子を毎日観察する中。偶然、砂に埋まった空き缶を発見したといいます。
鳥取砂丘ビジターセンター・石川瑛代さん「砂の上に缶のお尻が出ていたので、ゴミだと思い拾ったところ、ちょっと珍しい古いものが出てきた」
その珍しいファンタがこちら!砂丘に突き刺さった空き缶。カタカナで「ファンタグレープ」と書かれていて、現在販売している缶と比べてもデザインが古いように感じます。
空き缶の年代などもわからなかったため「誰か教えてください!」とSNSに書き込むと…。なんと、ファンタ公式アカウントから返信が。
公式アカウント「これは1968〜1974年に発売されたファンタグレープ…!なかなかお目にかかれない、とても貴重なものです!」
いまからおよそ50年前に販売されたものだったのです。50年近く埋まっていた空き缶、実物を見た観光客は…?
観光客「50年前といえば、ばあばが生まれて15年」
子ども「こんな缶では飲んだことない。(Qこの缶、見たことない?)うん」
観光客「50年前だもんな〜」
しかし、鳥取砂丘では空き缶などの不法投棄が問題となっています。
鳥取砂丘ビジターセンター・石川瑛代さん「50年たってもこれほど残っているということは、50年たっても自然には返っていかないということ。未来にきれいな砂丘を残すために、ゴミはきちんと処分していただくことが一番」
50年前の空き缶をきっかけに、きれいな砂丘を維持する取り組みにも力をいれるということです。