職場や大学で新型コロナウイルスワクチンを打つ職域接種について、河野ワクチン担当相は「職域接種ですが1583会場の申請になりました。昨日までで、すべての都道府県で、職域接種の申請が出されております」と述べました。

河野ワクチン担当相はさらに、「準備が整ったところから、また早く打ちたいということで。要望が出されているところから、接種を開始していただこうと」と、会場側の準備が整えば、開始予定の21日を待たず、接種を認める考えを示しました。

日本航空と全日空は、14日にも接種を始める方向で、準備が進んでいるといいます。

都内にあるソフトバンクグループが設置した接種会場では、接種のリハーサルが始まっていました。赤いベストを着た方たちが接種の順番を待ち、体調不良者が出たときの対応も確認しました。

ソフトバンクグループは、21日から職域接種を開始する予定で、従業員やその家族など10万人規模で行うとしています。

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そして、街で出会った大学生が見せてくれたのは、大学からきた接種のお知らせでした。

接種が予定されている慶応大学の大学院生(23)は「打ってない人が多くいる中で、早く打てるのは申し訳なさがあったけど、接種が予定されている感染の心配が少しでも下がるので、ありがたいです」と話していました。

接種が予定されている別の慶応大学の学生(20)からは、「(いつも通っている)大学でやってくれるのは割と安心だと思う」や「意外に早く打てるんだなって思って、うれしかった」といった声が聞かれました。

すでに、大阪大学や慶応義塾大学などが、大学での接種に手をあげています。文部科学省によると、これまでに32の大学から接種の申請がきているといいます。

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11日に確認された全国の新規感染者は1937人、重症者は942人(10日時点)と、およそ42日ぶりに1000人を下回りました。

6月11日放送『news zero』より。