愛媛県の刑務所から脱走した受刑者の行方は、今も分かっていない。潜伏先とみられる広島県尾道市の向島では、法務省が17日から幼稚園や小中学校などに100人近い刑務官を配備し、警戒にあたっている。

平尾龍磨受刑者の潜伏先とみられる広島県尾道市の向島。警察は、17日も470人態勢で捜索しているが行方はつかめず、住民の不安は広がっている。

法務省は広島など西日本の刑務所の刑務官を向島に派遣し、24時間態勢で警備にあたらせることにした。96人の刑務官は、向島の保育園や幼稚園、そして小・中学校など18か所で児童の登下校を見守る。

向島の北東部では平尾受刑者が脱走してから、7件の窃盗被害起きている。このうち2件で平尾受刑者の指紋が検出された。さらに車上荒らしの現場で見つかった牛乳パックからもDNA型が検出されたことが分かった。

一方、愛媛県警は刑務所を脱走した直後、逃走用に車を盗んだ疑いで平尾受刑者を全国に指名手配した。罪を償うどころかさらに罪を重ねる男。どこで息を潜めているのだろうか。