10日午前、群馬県の草津白根山の上空で9人が乗った県の防災ヘリが消息を絶ち、行方がわからなくなったが、10日午後、この防災ヘリとみられる機体が山中で見つかった。また、機体のそばで8人が見つかったという。

10日午後2時半すぎ、日本テレビのヘリコプターのカメラが、群馬県の防災航空隊のヘリ「はるな」とみられる機体を、群馬県の横手山付近の上空で発見した。

警察などによると、「はるな」は10日午前、草津白根山の渋峠付近上空で消息を絶った。国交省や県などによると、「はるな」は午前9時15分に群馬ヘリポートを離陸。午前10時45分に着陸予定だったが、定時に戻らないことから午前11時45分ごろに捜索を始めたという。

「はるな」には群馬県消防の航空隊の隊員2人と吾妻広域消防本部の職員5人、整備士1人、ヘリの操縦士1人の合わせて男性9人が乗っていた。

国交省によると、「はるな」からの救難信号は出ていなかったという。

また、県によると、「はるな」は11日、「山の日」に開通する予定だった白根山の県境100キロを結ぶ登山道「稜線トレイル」の安全確認をするために飛行していて、去年12月から今年3月の間の点検の際には問題はなかったという。

防衛省によると、機体の破片のそばで乗員とみられる8人を見つけたという。容体など詳しいことはわかっていない。