◇プロ野球セ・リーグ 巨人ーヤクルト(29日、東京ドーム)
始球式を務めたのはアメリカンフットボールの北米プロリーグ、NFLのバッファロー・ビルズに所属するダマー・ハムリン選手です。受けたのは巨人の新人、浦田俊輔選手です。
投げたボールは弧を描いて、浦田選手のグラブに収まりました。笑顔でサムアップをしてみせたハムリン選手は観客の拍手に手を上げて応えると、巨人ベンチにも笑顔を向け、マウンドを降りました。
「大観衆の前でプレーするのは選手として慣れているはずですが、多くのお客さんがいて、ジャイアンツの雰囲気に緊張しました。ファーストピッチセレモニーの雰囲気が非常によかったです。投球も恥をかかずにすんでよかったです」
今回、来日した理由は「心肺蘇生法(CPR)」の大切さを広めるため。実は、ハムリン選手は2023年1月3日の試合で相手選手の頭が胸のあたりに接触。その後、心肺停止状態に。このときに、フィールド上でアシスタントトレーニングコーチによって施された心肺蘇生法(CPR)がハムリン選手の生死を分けた、と搬送先の医師が会見で述べています。この事故から7か月後にハムリン選手はトレーニングを開始するまでに回復しました。
「日本に来た目的は、CPRの方法とAEDの使い方を子どもに広めるためです。昨日もアメリカンスクールで400人程に伝えてきました。今後社会の主役になっていく子供たちが、CPRなどを知っていることが大切だと思っています。心肺停止の人を一人でも多く助けたいという思いで、これからもこの活動を続けていきたいです」
ハムリン選手はチームでプレーするかたわら、財団を立ち上げ、CPRやAEDの普及活動を行っています。



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