バスケットボール女子日本代表でオリンピックに2大会出場したガードの宮崎早織選手(29)が15日、来季限りで現役引退することを表明しました。

宮崎選手は「この決断に至ったのは、東京五輪からパリ五輪まで4年間を全力で走り続けてきた。その後の目標を考た時に、ロス五輪は目指せないのかなというのが正直な気持ちがずっとあった。来シーズンでの終わりがベストなんじゃないかと思って引退を決断しました。何かが嫌になったとかではなくて、体力があって元気な時に潔く辞めたいと思って決めたこと」と、笑顔で語りました。

現役最後のシーズン前に表明した理由については「どういうふうに伝えたら恩返しになるかを考えた時、シーズン始まる前にファンの皆さんに報告をして、1年間を通してたくさんの人に会場に足を運んでいただいて、できたら良いなと。終わって引退より早めに伝えて、皆さんとまた一緒に1年間良い思い出ができたら」と明かしています。

これまでの写真を見て「顔が『自信』で変わっていっている」

会見場には、これまでの写真が飾られているのを見ると「若い時から自分の顔が『自信』で変わっているのが分かる。マジで表情豊かだな〜と思いますし、自分を誇りに思います。私が自信をつけ始めたのは東京オリンピック。トムさん(トム・ホーバスHC)と一緒にやれた時がもっと成長したいと思ったタイミング」と、自身のキャリアを振り返りました。

「苦しかったことが9割、楽しかったことが1割。けど、その1割で9割のしんどいことを乗り越えられることがバスケットの素晴らしいところ。バスケットを通して、本当にたくさんの人と出会えたので、人生の一部。それがなくなるのはすごく寂しくて怖いけど、勇気を振り絞って次のステップで輝いていきたいと思っています」

最後の1年は日本代表の活動を辞退し、所属のENEOSサンフラワーズで戦う意向の宮崎選手。すべての人々への感謝の気持ちを持って、現役ラストイヤーに臨みます。