ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、アメリカ・ロサンゼルスで13日、ロシア人の著名なハープ奏者がチャリティコンサートを開き、ウクライナ人の支援を訴えました。

コンサートを開いたのはロシア人のハープ奏者アレクサンドル・ボルダチョフさんです。

ボルダチョフさんは2015年から名門モスクワ・ボリショイ劇場のゲスト・ソロ・ハープ奏者をはじめ、ロシアを拠点に活動していましたが、ウクライナへの軍事侵攻後、国内で言論の自由がなくなっていくのを感じロシアを後にしたといいます。

ボルダチョフさん「ロシア人としてやれることは多くあると思います。ロシアの政府とロシア人は違うと、少しでもロシア人のイメージを良くしたいのです」

50人余りが参加したコンサートの売上は全額がウクライナ人の音楽家への支援にあてられるということです。

ボルダチョフさん「私は今、板挟みの状態です。ウクライナ人への支援に対し、ロシア人からは非難され、一方で、ロシア人ということで、いくつかの欧州での公演はできなくなりました」

一人のロシア人としてウクライナ人を支援していきたい、そんな思いを込めた演奏に参加者からは大きな歓声があがっていました。