NATO=北大西洋条約機構の外相会合が15日、2日目の協議をおこない閉幕しました。アメリカのトランプ大統領が求める国防費の増額に向けて、来月の首脳会合で新たな基準の合意をめざすことになります。

NATOのルッテ事務総長は会合後、SNSに「我々に必要なものは、防衛費の増額、防衛産業の能力強化、ウクライナへの継続的な支援」だと投稿し、「そうすることでヨーロッパ大西洋地域の安定を守ることができる」と強調しました。

NATOをめぐっては、トランプ大統領が加盟国に対してGDP=国内総生産の5%相当を国防費として拠出するよう求めています。

ロイター通信などによりますと、ルッテ事務総長は加盟国に対して2032年までにGDPの3.5%を国防費、1.5%を国防関連費用とする目標を提案し、会合ではめざすべき目標の基準などについて議論されました。

6月にオランダ・ハーグでおこなわれる首脳会議での合意につなげるべく、今後具体的な詰めの調整がおこなわれる予定です。