アメリカのトランプ大統領は11日、来月1日に予定していた中国製品に対する制裁関税を引き上げる措置について、中国からの要請を受け、実施を2週間延期すると発表した。

アメリカは2500億ドル(約27兆円)分の中国からの輸入品に対する制裁関税を、来月1日に現在の25%から30%に引き上げる予定だったが、トランプ大統領はツイッターで、引き上げを来月15日に延期することで中国と合意したと発表した。

中国が来月1日に建国70周年の記念日を迎えるのにあたり、劉鶴副首相から要請を受けたとしている。

また、大統領は、制裁関税引き上げの延期を「善意のしるし」と強調。来週、米中の次官級協議が予定される中、硬軟織り交ぜて中国からの譲歩を引き出したい狙いがあるとみられる。