アメリカ・トランプ政権で、北朝鮮担当の特別代表を務めるビーガン国務副長官は、29日、今後の米朝首脳会談について、11月の大統領選挙より前には「ないだろう」との見通しを示しました。

ビーガン国務副長官「(米朝首脳会談は)アメリカ大統領選挙まではおそらくないだろう、世界中でイベントが中止になっている」

ビーガン国務副長官は、政策研究機関のイベントに出演し、トランプ大統領と北朝鮮の金正恩委員長による首脳会談について、「備えはある」とする一方、新型コロナウイルスの感染拡大によって、対面形式の開催は困難な状況だと述べました。

また、北朝鮮側の交渉担当者が2回目の米朝首脳会談以降、核問題に関して協議することを禁じられていたと明らかにし、決定権限のない相手との交渉には、「基本的な部分で問題があった」と振り返りました。