中国の製薬工場で去年、感染症「ブルセラ症」の原因となる菌が漏れ出し、付近の住民などおよそ3000人が感染していたことが明らかになりました。

漏えいがあったのは中国・甘粛省の工場で去年7月から8月にかけてブルセラ症のワクチンを製造する過程で細菌を含んだガスが十分に殺菌されないまま工場の外に漏れ出しました。工場では使用期限が切れた消毒剤を使っていたということです。

その後の検査で付近の住民などおよそ3000人が感染していたことが明らかになりました。

ブルセラ症は40度以上の高熱を出すことがあり、国立感染症研究所によりますと治療しないと致死率はおよそ5%になるということです。工場はすでにワクチンの製造許可を取り消されています。