タイ警察は14日までに、王室を批判したとして、男子大学生を不敬罪の疑いで逮捕しました。反政府デモが激化して以降、不敬罪による逮捕者が出るのは今回が初めてです。

逮捕されたのは21歳の男子大学生です。弁護士団体によりますと、男子大学生はタイ中部パトゥンタニ県で、国王の肖像画にスプレーで批判の言葉を書いたとして不敬罪の疑いが持たれています。

不敬罪は裁判で有罪になれば最長で禁錮15年が科される重罪です。

男子大学生は14日、日本円で50万円あまりの保釈金を支援者らと協力して支払い、保釈後、報道陣に対して「警察は逮捕状も示さず拘束し、弁護士と話すことも許可しなかった」などと批判しました。

大規模な反政府デモが始まった去年7月以降、不敬罪の疑いで逮捕者が出るのは今回が初めてで、デモ隊側の反発は必至です。