<J1第4節>        
浦和 1−0 鹿島 
【得点】
浦和:エヴェルトン(後半7分)

 開幕から公式戦5連敗中の鹿島は、埼玉スタジアム2002に乗り込んで浦和レッズとのアウェーマッチに臨んだ。

 1月のACLプレーオフ敗退に始まりルヴァン杯初戦も落とし、J1リーグ戦でも中断を挟んで開幕3連敗と苦しむ鹿島は、2018年度の全国高校サッカー選手権で活躍したルーキー染野唯月が右サイドハーフで先発。昨年鹿島が加入が決まった際には「プロに行けることを想像していなかったですし、まさかアントラーズに戻れるなんて……」と「Number Web」掲載の記事で答えていた18歳が、苦しむチームの起爆剤としての役割を期待された。

 また試合前には新任のザーゴ監督が「人生と同様に教訓として生かせるように、今日の試合に生かしていきたい」と意気込みを語った一戦、前半は浦和3本、鹿島2本という数字が示すように、両チームともシュートチャンスが少なく、膠着した展開のままゴールが生まれずに終わった。

 この日こそ先制点を取りたかった鹿島だが、後半7分に浦和に先制を許す。汰木康也へのファールで与えた左45度の直接FKで、キッカー山中亮輔のボールがファーサイドに流れると、これを岩波拓也の折り返しから最後はエヴェルトンに蹴り込まれて0−1となった。

 1点ビハインドとなった鹿島は染野に代えて白崎凌兵、その後も遠藤康、上田綺世を投入するなど、局面打開を図る。サイド攻撃やCKからのクロスに上田がヘディングで合わせたものの、ゴール枠をとらえられずにもどかしい時間帯が続いた。

 結局鹿島は最終盤のパワープレーも実らず、そのままスコアを動かせないままタイムアップ。常勝・鹿島が2020年に入っていまだ勝ち点1すら取れない事態となっている。

文=NumberWeb編集部

photograph by J.LEAGUE