史上最年少での二冠、八段昇段を果たした藤井聡太二冠。その偉業を記念し、『Sports Graphic Number』で活躍するカメラマンたちがデビュー直後から撮ってきた、秘蔵写真10枚を特別にセレクトし、掲載する(以下、肩書はすべて当時)。

(1)17歳とは思えぬ風格
 棋聖戦第4局に勝利し、3勝1敗で自身初、そして史上最年少17歳11カ月でのタイトル獲得を達成。対局後の会見ではティーンエイジャーとは思えぬ冷静さで心境を語った。

(2)師匠・杉本八段&板谷一門の悲願もかなえる
 初タイトル獲得を成し遂げた藤井聡太棋聖に会見後、師匠の杉本昌隆八段が嬉しそうに花束を渡す。東海地方にタイトルを、と粉骨砕身した板谷一門の願いが結実した。

(3)熱心に将棋を普及
 2019年に開催された「瀬戸将棋まつり」での1枚。穏やかな表情で子供たちの指導対局に臨む藤井七段(以下、肩書はすべて当時)は、もちろん注目の的だった。

初の羽生戦、中学生での棋戦優勝。

(4)初の羽生戦を前に……
 2017年度の第11回朝日杯将棋オープン戦準決勝。準々決勝で佐藤天彦名人に勝利し、準決勝の羽生善治竜王との一局に臨む直前。目を閉じて集中を高めた瞬間。

(5)将棋界を担う伝説と未来
 第11回朝日杯将棋オープン戦準決勝後、公開で行われた感想戦に登壇する羽生善治竜王と藤井五段。将棋界の象徴である2人の公式戦初対局は、藤井五段の勝利となった。

(6)中学生にして棋戦優勝!
 第11回朝日杯将棋オープン戦決勝で、藤井五段は後に竜王となる広瀬章人八段にも勝利。当時は中学生で、15歳6カ月での棋戦優勝と六段昇段はともに史上最年少記録となった。

幼少期はピアノを弾いていた!

(7)気鋭の14歳の姿
 2017年9月に発売された『天才 藤井聡太』(文藝春秋)の表紙別カット。カジュアルなTシャツ姿で、純粋な視線で盤面を見つめる。

(8)かわいい幼少時の対局姿
 幼少時に通った瀬戸市内の将棋教室で将棋に親しむ“藤井くん”。師匠の杉本八段は小学校1年生時からその才能に目を見張っていたという。

(9)祖父とも対局
 祖父と楽しそうに将棋に打ち込む貴重な幼少期のショット。この姿が10数年前、というのが驚きでもある。

(10)なんとピアノも!
 50メートル6秒台の俊足は広く知られた“藤井くん豆知識”だが、子供の頃にはピアノを習っていたことも。ちなみに卓球でも張本智和との逸話があるが……詳しくはNumber1010号で。

 

 9月3日発売のNumber1010号「藤井聡太と将棋の天才」は、小誌史上初となる「将棋」特集。将棋ファンだけでなくスポーツを愛する人々にも盤上での“頭脳の闘い”の世界観を知ってもらいたいと各棋士、愛棋家アスリートに登場してもらい、将棋の魅力について多角的に追っている。

文=NumberWeb編集部

photograph by Takuya Sugiyama