エンゼルスの大谷翔平は現地時間27日(日本時間28日)に行われたレイズ戦でダメ押しの25号本塁打を含む3安打3打点で、6−4の勝利に貢献した。

試合中も相変わらず楽しそうな大谷©Getty Images

 3試合連続で打点を挙げるなど相変わらずの好調ぶりを見せる大谷。1週間の活躍ぶりと話題になった報道・出来事を成績とともにまとめた。

<6月22日 vsジャイアンツ>
3打数0安打
<6月23日 vsジャイアンツ>
打:3打数0安打
投:6回6被安打9奪三振2四球1失点

 ジャイアンツとの2連戦では計5三振を喫するなど打撃では鳴りを潜めたが、23日のリアル二刀流となった一戦では、投手としてソロ本塁打1発のみの6回1失点の好投を見せた。

 試合前には防御率1点台をマークし、この日大谷と投げ合ったガウスマンが「打席に立ってどんなスプリットなのか見てみたかった」、「投打ともに、あり得ないことをやっている。ただ一人の存在だよ」と地元紙に語るなど、メジャーリーガーにも一目置かれる存在となっているのは確かだ。

レイズ戦では打撃で大活躍した

<6月25日 vsレイズ>
4打数2安打1本塁打1打点
<6月26日 vsレイズ>
3打数1安打1打点1四球
<6月27日 vsレイズ>
4打数3安打1本塁打3打点1四球1盗塁

 レイズ戦では大谷が打撃で大活躍した。

「セクシーすぎる……ハハー」

 まずは25日だ。アップトンが負傷したこともあり、この日から大谷は主に任されていた2番から「1番・DH」となったが、いきなり魅せる。

大谷の“看板越え24号”インパクトの瞬間©Getty Images

 相手先発キトリッジのチェンジアップを振りぬくと、打球はライトスタンドへと一直線。ドーム球場であるトロピカーナフィールドの看板上のキャットウォーク(通路)に直撃する飛距離138mの豪快24号で、メジャーでは初となる先頭打者弾をマークした。この一発には現地の実況も思わず「セクシーすぎる……ハハー」との声を上げた。

 大谷の打棒を警戒したレイズ守備陣。それ逆に利用したのは第2打席だった。左腕から“得意の”セーフティーバントを敢行。一塁側に転々と転がる中、いち早く駆け抜けてマルチ安打を記録した。

「ショウヘイの打撃音たるや……」

 翌26日は3回に追撃となるライトへのタイムリー二塁打を放ったものの、チームは3−13と完敗。5連敗と苦しい状況となったが、翌27日は大谷の活躍で連敗から脱出する。

 4回に四球で出塁すると盗塁で得点圏の状況を作り出し、ゴスリンの先制タイムリーを導く。1−1と追いつかれた6回にはバットを折られながらもライトへの勝ち越しタイムリー二塁打。その直後の守備で救援陣が逆転を許したものの、7回二死二塁からライト線を破るタイムリー三塁打で4−4の同点とする。

 8回のゴスリンの本塁打で1点勝ち越したエンゼルスの勝利を確実にしたのは、やはり大谷だった。9回、投げ込まれた内角ストレートに対して高い弾道を描いた打球はレフトスタンドに。MLB公式ツイッターも「ショウヘイの打撃音たるや……」と絵文字付きで驚きを隠さぬ一撃で、勝利を手繰り寄せた。

大谷の“差し込まれてるのに25号本塁打”©Getty Images

 結果的に大谷は、シングルヒットが出ていればMLBで自身2度目となるサイクル安打達成となるほどの大活躍だった。オールスターのファン投票ア・リーグDH部門でも約196万票を獲得し、最終投票進出となった。ホームランダービーとともにダブル出場なるか、今後も注目を集めそうだ。

文=NumberWeb編集部

photograph by Getty Images