エンゼルスの大谷翔平は現地時間25日(日本時間26日)のツインズ戦で35号本塁打を放つなど、2安打1打点1盗塁の活躍を見せた。東京五輪開催で少々情報が限られる中、1週間をあらためて振り返ってみよう。

<7月19日 vsアスレチックス>
打:4打数1安打1三振
投:6回0失点8奪三振 被安打3
<7月20日 vsアスレチックス>
3打数0安打3三振
<7月22日 vsツインズ>
4打数0安打3三振
<7月24日 vsツインズ>
4打数2安打1三振
<7月25日 vsツインズ>
3打数2安打1本塁打1打点1三振1盗塁
<今季ここまでの成績>
92試合332打数92安打35本塁打75打点13盗塁 打率.277
4勝1敗95奪三振 防御率3.21

マウンドで息を吐く大谷©Getty Images

 この週は19日のアスレチックス戦の“リアル二刀流”からスタート。投手として安定したピッチングを見せ、MLB公式サイトも「本塁打ランキング首位の選手がこんなに素晴らしい球を投げるとは……」と評するほどだった。なお大谷がマウンドを降りてライトの守備に回って以降、中継ぎが崩れてエンゼルスは1−4で敗戦した。

直近7試合の成績で見れば十分すぎる成績

 バッティング面ではHRダービーとオールスター後、不調がささやかれているが、直近7試合の成績で見れば打率.269、2本塁打、OPSも.982と十分な数字を保っている。

 そしてパワフルな打撃を見せたのは25日のツインズ戦だった。内野安打、三振に続く6回の第3打席、大谷は打球速度112.6マイル(約181キロ)の高速打球でライトスタンドに放り込む35号本塁打を放った。

35号本塁打の“確信歩き”©Getty Images

 続く第4打席は申告敬遠で、敵地ながら場内からブーイングが出たが、その直後に盗塁を決めるなど足でもアピールした。大谷の一発が決勝点となり、エンゼルスは6−2で勝利し、勝率5割復帰を果たした。

 MLBスタッツは公式ツイッターで「ショウヘイ・オオタニはクリス・デービスの2013年以来、98試合で35本塁打に最も早く到達したア・リーグの選手となった」と紹介。このホームランで本塁打王争い2位のブラディミール・ゲレロJr.と3本差となった。

阿部詩、メキシコ戦好セーブのGK谷も……

阿部一二三と阿部詩©Ryosuke Monju/JMPA

 なお現在開催されている東京五輪で、出場している日本選手団の選手名鑑が公開されている。そこで大谷翔平を「憧れ/会いたい人」に挙げるアスリートも多く、日本時間25日の柔道女子52キロ級金メダリスト阿部詩、サッカー男子メキシコ戦で好セーブを見せた谷晃生らがその代表格である。

メキシコ戦の谷©Takuya Kaneko/JMPA

 阿部一二三(男子66キロ級)とともに史上初の兄妹金メダル獲得を成し遂げた詩のような他競技の一流選手も、大谷の活躍を励みにしているようだ。

文=NumberWeb編集部

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