ポルシェとジェット機ブランドのエンブラエルがコラボレーションし、スペシャルエディションのエンブラエル フェノム300E ビジネスジェットを購入すれば、それに合わせてカスタマイズされたポルシェ911ターボSを購入することができるというプロジェクトを発表した。

ポルシェ911とジェット機は、プラチナ シルバーメタリックとマットジェット グレーメタリックの同じツートンカラーのペイントが施されている。ポルシェがグロスとサテングロスの塗装を組み合わせたのペイントを採用したのはこれが初めてである。ペイントの仕上げは、手作業による複雑なプロセスで行われている。今回各所にあしらわれているロゴはこのコラボレーションのために特別にデザインされたもので、エクステリア、インテリア両方に使用されており、ヘッドレストにエンボス加工、限定版のバッジといったところに見られる。

世界10台限定の特別なポルシェ

エクスクルーシブデザインのアロイホイールはプラチナシルバーメタリックで塗装され、リムフランジにはスピードブルーのフィーチャーラインが施されている。これらはレーザー技術を使用して製造されているそうだ。サイドエアインテークとサイドウィンドウトリムはブリリアントクロムで塗装されており、ジェットエンジンのデザイン要素を取り入れているのだとか。ドアを開けると、LEDドアプロジェクターがロゴを地面に投影し、Bピラーには、特別ロゴに加えて、シリアルナンバーも記されている。10本の長方形が記されたバッヂがあるのだが、これに1本だけブルーになっているものは1台目、2本ブルーになっているものは2台目、というようにシリアルナンバーの意味を成しているそうだ。

911 Turbo Sのインテリアは、ブラックとクレヨンカラーのレザーを組み合わせている。ブラックレザーの表面はスピードブルーのステッチで装飾されている。カーボンインテリアパッケージが標準装備されており、光沢のある仕上げが施され、ルーフライナーはクレヨン色のアルカンターラで覆われている。全体がポルシェ・マニファクチュアによる手作りのため、量産モデルでは見られない仕様だ。

このエディションは「デュエット」と名付けられている。「ポルシェとエンブラエルは多くの共通の価値観を共有しています」と、ポルシェのパーソナライズおよびクラシック責任者であるアレクサンダー・ファビッヒは述べている。「協力の一環として、両ブランドのノウハウを活用して、両ブランドのお客様にアピールするスポーツカーとジェットのユニークな"デュオ"を開発しました」。 とりわけ、パフォーマンス、革新、テクノロジー、カスタムパーソナライズを重視するカスタマーを対象としているとのこと。

「この規模のパートナーシップは、究極の顧客体験を提供するという共通のビジョンを持つ2つの企業によって実現できました。この素晴らしい"デュオ"の細部は、目の肥えた顧客にとって魅力的になるでしょう」と、エンブラエル エグゼクティブジェット社長兼最高経営責任者であるマイケル・アマルフィターノは述べている。


なお、販売時期や価格については公表されていない。