電気自動車によるあたらしいオフロードレースシリーズ、エクストリームEがいよいよ4月3日〜4日にサウジアラビアのアル・ウラーで開幕する。エクストリームEは環境破壊への問題提起をするだけではなく、男女ドライバーが共同参画する形を取るなど、モータースポーツ界初の試みを実践することでも話題になっている。

【電動SUVが競う新世代モータースポーツ】(写真8点)

そのコンセプトにモータースポーツ界の有名選手も共鳴し、F1ドライバーたちも自らのチームを設立して参戦することを表明。ルイス・ハミルトンはチームX44を、ニコ・ロズベルグはロズベルグXレーシングを、ジェンソン・バトンはJBXEを、という具合だ。

さらに、カルロス・サインツ、セバスチャン・ローブ、ジェイミー・チャドウィック、マティアス・エクストローム、キャシー・ムニングス、ヨハン・クリストファーソンといったワールドクラスのドライバーが参加を表明しているところにも、世界的な注目度の高さがうかがえる。

レースが無観客で開催されることを考慮し、ファンがお気に入りのドライバーに投票するという形で参加できる「GridPlay」というシステムにも注目したい。ファンはエクストリームEのWebサイトおよびTwitterで#GridPlay#DriverNameを使用し、お気に入りのドライバーに1日2回投票することができるのだ。得票数が最も多いチームが決勝レースのスターティンググリッドを選択できるという、これまでにない仕組みである。投票できるのは決勝の4日前からで、開幕戦のサウジアラビアの場合、投票は3月31日から4月4日11時(サウジアラビア時間)となっている。

環境意識を高めることを目的とするエクストリームEは、レースに必要とされる電気SUV、専用の水素燃料電池、セットアップ、装備のすべてを船で運ぶ。その船「セント・ヘレナ」はまた、チームガレージや表彰台、プラスチック廃棄物をチャンピオンシップのトロフィーに変えるマシンなども運ぶ役割を担っている。船はすでにサウジアラビアに到着済みで、貨物は開幕戦の会場となる砂漠へと輸送されている。

さらなる詳細については、www.Extreme-E.comでチェックしてみよう。エクストリームEは日本ではDAZNとJ SPORTSで放送/配信される予定だ。