昨年12月、岩手県八幡平市の安比高原に、「ANA クラウンプラザリゾート安比高原」と「ANA ホリデイ・インリゾート安比高原」が開業した。

これは所有・運営をおこなう株式会社岩手ホテルアンドリゾートによる未来像「安比バレー構想プロジェクト」の一環である。同プロジェクトは、安比高原をグローバル化に対応したインターナショナルリゾートへと進化させ、将来的には、「観光・教育・健康(ウェルネス)」の 3 要素が調和した次世代型の街づくりを目指すという計画で、2020年11月に発表されたものだ。

【画像】リブランドオープンした安比高原のリゾートホテル

本年8月には英国の名門ボーディングスクールの「ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン」が開校し、それに合わせて近い将来、生徒教職員合わせて約1,000人のグローバル市民が定住を開始することになっているという。並行して商業施設や定住型別荘を段階的に建設拡充し、将来的には多様性に富んだ1万人規模の住民が定住することを目指している。地域と企業、定住者と旅行者共存し、ヨーロッパのような美しい景観を持つ街をもつサステイナブルなコミュニティを形成することを目標としている。

世界100ヶ国以上で17ブランド・約6,000軒のホテルとリゾートを展開しているIHGのグループホテルとなる「ANA クラウンプラザリゾート安比高原」と「ANA ホリデイ・インリゾート安比高原」は、IHGにとって国内初のスキーリゾートへの進出であり、これにより、東北地方に初めての外資系リゾートホテルが誕生することとなった。

アイヌ語で「安住の地」を語源とする安比。日本最大級の樹氷地帯、八幡平の隣に位置する安比のゲレンデの雪は軽くきめ細やかなパウダースノーであり、良質な雪が降り積もる。国際的なアワード「WS TOPS ウィンタースポーツ賞」海外スキー場部門では、スイスのサンモリッツやツェルマットなど世界に名だたるスキーリゾートと肩を並べ、日本から唯一トップ10入りを果たしているほどに評価されている。

ANA クラウンプラザリゾート安比高原は、本館(地上7階、229室)とタワー館(地上19階、174室)、合わせて403の客室を有する。7つのレストランは種類もバラエティに富んでおり、長期滞在でも飽きることがない。生まれ変わったホテル内では、ブレックファストからディナーまで対応するオールデイダイニング、24時間営業のルームサービスやフィットネスジムなど、IHG のグローバルスタンダードに準じて進化した新しいサービスも開始された。タワー館最上階の「タワースイート」は約 170 平方メートルという広さを誇る。リビングルームを中心とした2つのベッドルームに2ヵ所のバスルームとシャワーブース1ヵ所を擁したラグジュアリーなスイートルームは、海外の高級レジデンスを彷彿とさせる贅沢な空間となっている。

一方のANA ホリデイ・インリゾート安比高原は、敷地内に広がる6棟の建物に、合計606の客室を有する大規模リゾートホテルで、客室はシンプルな設えながらも清潔で快適。カジュアルに寛ぎたいファミリーやグループに親しみやすいホテルとなっている。現在、開業記念としてファミリー向けの特別宿泊プラン「キッズステイ&イートフリー*」も実施中だ。

* 大人のご家族と同室で滞在する12 歳以下のお子様の添い寝、指定レストランの専用キッズメニューからお選びいただくお食事が無料

さらに、2022年早春には IHG のラグジュアリーブランド「ANA インターコンチネンタル安比高原リゾート」の新規開業も控えている。安比高原のグローバル化の今後に注目していきたい。


安比高原リゾート
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