世界に一台しかないワンオフモデルの、アストンマーティン・ラピード・ベルト―ネ・ジェット 2+2が売りに出されている。それも、車だけでなくクレイモデルとのセットで販売されるとのことだ。

このシューティングブレークは、1968年に発表されたアストンマーティン DB4 GTS ジェット 2+3へのオマージュとして製作されたもので、2013年のジュネーヴ・モーターショーにて披露された。想定よりも反響を呼び、ベルト―ネは数台プロダクション化することを計画したが実現には及ばなかったという。

現在、車を所有しているのは世界ラリーレコードも2000年に記録したエンスージアストであるバリー・ウィアだ。彼は、シューティングブレークをデザインした張本人でもある。クレイモデルは元々彼が所有していたわけではなく、ある日イギリスでオークションに出品されているのをインターネットで発見したのだそう。出品者に交渉してオークションから取り下げてもらい、自分のもとへと戻したという。



そして、今回のオークションではツールセットも別で販売されるそうで、「購入者はクレイモデルもツールキットも好きなように使うことが出来ます。クレイモデルもあれば、レプリカもできますよ」とコメントしている。

実際にこの一台は70%をラピードと共有しており、その中には476馬力を発揮する6リッター V12エンジンも含まれている。独立しているラグジュアリーな4シートも特徴で、ベルト―ネはウィアのリクエストに沿ってインテリアに贅沢なウッドや、2カラーのレザートリム、アルミニウムのディテール類を施した。バリー・ウィアの名が刻まれたプレートも付いている。デザインから完成までは、3ヵ月半を要したそう。





車内空間、トランクも共に広いスペースが確保され、パワーも充分。ファミリーカーとしても活躍する、世界に一台のアストンマーティンを手に入れるチャンスを待ち望んでいたエンスージアストたちもいるだろう。