感染拡大の原因と見られているのが、変異ウイルスです。感染力が強いとされるこのウイルス。県内の状況と注意点を、患者を受け入れる病院の最前線で対応する医師に聞きました。

(津山中央病院感染症内科 藤田浩二特任部長)
「第4波にまさに入っている。心配大きい。」

こう語るのは、新型コロナウイルスの患者を受け入れる感染症指定医療機関、津山中央病院の藤田浩二医師です。

感染者が4週間連続で増え続けている岡山県。それとともに目立っているのがイギリス由来の変異ウイルスが占める割合の大きさです。

(藤田医師)
「少なくとも県内の半分以上は変異ウイルスなので2020年の1、2、3波の感染力とは違うと思う。」

変異ウイルスの大きな特徴は感染力の強さです。国立感染症研究所の分析では、従来のウイルスと比べ感染力は1.32倍とされています。

(藤田医師)
「データもそうだし、我々の肌感覚もそう。よくうつすなあという印象。」

年度替わりに伴う人の動きが今の感染拡大につながっていると指摘する藤田医師。次は、ゴールデンウィークがターニングポイントになるといいます。

(藤田医師)
「人は動き続けますから波が高くなっているところに人が動く期間が来るのが一番心配。今患者数がこれくらいで、これと同じなのが2020年の年末なんですね。今急激に立ち上がっているところなので同じようにさらに高い波になると予想される。」

そうならないために、私たちにできることとは。藤田医師は基本に立ち返ることだと強調します。

(藤田医師)
「結局は行きつくところは手をきれいにする、マスクを着けましょう、密集するのはやめましょう、空気は入れ替えましょう、それを徹底してもらう。」